秘伝豆の美味しい食べ方・・・それは枝豆で食べること!
自作枝豆は市販品とは大違いです。
枝豆と落花生は、間違いなく自作する価値があります。
冷凍の枝豆や居酒屋で出てくる枝豆とは全くの別物。
是非、作って味わって下さい。感動します。
お金を稼ぐための規格では「枝豆は1サヤに3粒」となってます。
「1サヤ3粒」にするためのサイトの記事を真剣に読まないで下さい。
「1サヤ2粒」じゃ食べたくないですか?「1サヤ1粒」だと捨てますか?
「1サヤ3粒」・・・こんなことは家庭菜園ではどうでも良いことです。
3粒にするための努力はしないでください。
秘伝大豆の育て方
その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表
播種時期:6月初旬~
使用品種:秘伝
畝高:標準(やや低い方が土寄せしやすい)
畝幅:150cm(二列植え)
岩手県中部に於ける、ここ10年ほどの実績に基づいています。
作る品種は「秘伝」です。
もう20年ぐらいはこれ一本。
「だだちゃ豆」や「丹波黒大豆」なども作ってますが、枝豆の味で一番は「秘伝」。秘伝紹介
種蒔き
秘伝は晩生の大豆なので、ここ(岩手県中部)での種蒔きは、6月の初~中旬です(これ以降だと実が入りきらない)。
早く蒔くのは禁止。
試しに5月に蒔いたこともありますが、早く蒔くと実が付く前に大きくなって倒れます。
倒れないように摘芯やヒモを張ったりしましたが、遅く蒔けばこんな手間は要りません。
「楽してうまい野菜を食べる」ためには、遅く蒔くことをお薦めします。
畑は前年の野菜の跡地であれば、堆肥や苦土石灰が残っているので、元肥は無しでも大丈夫。
畝幅150cmに二列蒔き。
畑の両側と畝の中心から土寄せするので少し広くしておきます。
雨上がりに種蒔きします(水遣り不要)。
畝の内側30cmほどの所に、40~50cm間隔で2列に直播き(秘伝は大きくなるので間隔は広めが良い)。
ホームセンターで売ってる1dl入りの袋なら130粒ほど入ってます。
もし一粒蒔きをするなら、畑の隅に余った種を蒔いておき欠株部分に移植します。
筆者は間引きが面倒なので一粒蒔きですが、9割ぐらいは発芽します。
面倒なら欠株も放置でOK。
ポットなどで苗作りしてからの定植も可能です。
結構綺麗に発芽が揃います。
一番左側の短い列は欠株用苗の残り。
土寄せ
高さが20cmほどになったら土寄せします。
プロは高さ40cmごろに二度目の土寄せもします。
筆者は二度目はやっていませんが、2~3本倒れるだけなのでほっといてます。
摘芯と追肥
高さ40~50cmごろに摘芯すると実が多く付くし、倒れるのも防げます。
少し実が少なくても倒れても気にならないのなら、やらなくても問題ありません。
追肥は8月初旬に一回だけ入れます(この後で花が咲きますが花用の肥料と言う事)。
化成肥料を列の間にパラパラッと撒くだけなので簡単。
枝豆としての収穫開始
10月に入ると、いよいよ収穫時期。
根から枝ごと楽に引っこ抜けるので、収穫は簡単です。
抜いたのを2~3本まとめてずるずる引きずって運ぶ。
二本も有れば晩酌には十分でしょう。
実を外したら即座に茹でる。
とにかく新鮮なうちに茹でて下さい。味の決め手です。
ビールの時期を過ぎての収穫ですが、これだけ美味ければOKでしょう。
大豆として収穫
枝豆で食べきれなかった残りを大豆として保存します。
11月には畑で茶色くなるので全部抜いてきます(雨が多いと乾くのが遅れるので、振ってカラカラ音がするまで放置しておく)。
陽の当たる南側の廊下などにブルーシートを敷いて、最後の乾燥をして下さい。
あとは実を取り出して湿気ないように保存します。
来年の種用として大きいのを選別。
大豆の人気レシピ
おいしい秘伝豆です。
折角なので素材の良さを生かした料理を作ってください。
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