プランターを使って苗から作ることもできますが、慣れるまでは苗を購入した方が無難です。
栽培で特に難しいことはありません(畑のpH調整とネキリムシには注意)。
10月に苗を植え、一冬越えた翌年の7月に収穫します。
苗の植え付け
苗は作るも良し、購入しても安いです。
苗を作るのなら、9月にプランターに種蒔きすれば、至って簡単に作れます。
種を蒔きすぎると間引きが面倒になるぐらいで、特に難しい事はありません。
用土は苗用の軽いものを使い、根張り優先にします。
タマネギはpHの高い畑が必要なので(6.5~7.0)、事前に苦土石灰を入れて畑を作っておきます。
pHが低いと消えてしまいます。
また水位の低い(湿気の少ない)畑を選んでください。
畑への植え付けでは、穴の空いたマルチを使います。
栽培期間が長いので、草除けのマルチは必須。
マルチしても結構草が生えます。
購入した苗。
これは赤タマネギで、54本あります。
定植しました。
これも購入苗。
泉州200本。
これも定植しました。
植えた直後はネキリムシにやられるので、必要ならネキリトンを使って下さい。
収穫は一年近く先なので、今の時期に薬を使っても残りません。
自作苗。
少し離して300本植えました。
こちらにも300本。
途中経過
その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表
タマネギは苗を植えたら何もすることがありません。
せいぜいマルチの穴から出てくる草を取るぐらい?
気が向いたら化成肥料をやっても良いし、やらなくても少し小さいだけなので、自家菜園ではなんの問題でもありません。
小さい方が却って味は良いようです。
翌年の5月、順調に育ってます。
3月始めに追肥しました。
もう肥料はやりません、肥料が残ると腐りやすいし美味しくない。
大分大きくなってきました。
収穫
6/28
取り敢えず300本だけ収穫しました。
引っこ抜いたら畑にそのまま放置して、何日か干してから持って来ます。
総括
タマネギも自作するとやはりおいしいです。
煮たりスープにしたときに分かります。
市販品は肥料が効きすぎているので煮ても固い、繊維っぽくてとろけるようにならない。味噌汁にすると舌にジャリジャリ触ります。
自作すれば肥料を減らせるので、繊維の細い柔らかいタマネギになります。
完成までに時間はかかりますが、もし空いてる畑があるならタマネギも良い野菜です。
試しに一度作ってみませんか。
ぶら下げておけば随分長持ちします。
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