グリホサート系の除草剤を使い、竹藪(笹藪)が再生しないようにしてから刈り取ります。
この処理をしたので、30年過ぎた今でも笹は生えていません。
※2003/7にアップした記事を加筆・訂正しました。 5月に奥の方の土地を下刈りした。 ここに越してきて20年ほど経ちますが、全然手をつけてなかった場所です。 なにせ細い竹がびっしり生い茂っていて、とても手を出せなかった。 除草剤の散布開始から下刈り終了まで約一ヶ月かかりました。 刈り進んでいくと藪の中にはツタや倒木などもあり大変な重労働でありました。 恐らく数十年、数百年?前から有った大きな笹藪が無くなったワケなので、刈り終わったら近所の皆様から驚きの声を持って誉められました。 「おい、兄ちゃん、公園でも作るんかい?」って、こりゃ誉め言葉だよな(笑)
スポンサーリンク 除草剤は刈った後で竹が生えてこないようにするためですが、地面に撒くタイプの除草剤だと竹以外の植物や広葉樹まで枯らしてしまうので使いませんでした。 この場所は完全な竹藪なので、液体除草剤を散布機で上からかければ竹だけにかかるはず。 なお除草剤をかけたまま刈らずに1年とか放っておくと、竹が枯れて硬くなって刈り取りが大変になります・・・タラの木の移植場所を作るときに経験済み。 下刈り前にグリホエースという除草剤(5L入りで確か5,000円ぐらいだった)をかけておき、3日ほど待ってから刈り始めました。 この除草剤・ヘ葉から入って根まで枯らすタイプで、根まで届くのに6時間程度かかるとのことですが、念のために3日ほど待ってから刈りに入りました(除草剤の濃度は約30倍ぐらいと濃い状態で使用)。 この除草剤は既に何年も使っているので効き目は分かっているのですが、効果を確認するために一部散布しないでおきました(杉林側の北側部分)。 散布には手押し式の圧力噴霧器(3年前で2,600円だったかな)を使用。先端の薬液の出るノズルを全開にして水鉄砲のようにして雨が降るかのごとく竹にかけました。竹の背丈が2m以上あったし、完全な竹藪状態なので中に入れないのでこうしました。 除草剤の使用量は5Lタンクの噴霧器で10回分ぐらいだった(一度にかけたのではなく、藪を刈っては少しずつ前進しながら散布していった)。
ポチップ
ポチップ
ポチップ
刈払機ですが竹は硬いので歯数の多い竹用のチップソーが必須です。 また刃が切れないと竹の上部を切断する時に逃げてしまってやりにくいので、1時間程、まぁガソリンの給油時にでも交換すると良いみたい。 チップソーは5枚ほど用意しておいて切れなくなったら交換します。 それからチップソーは自分で研げます(下記参照)。 竹の刈り方だけど、密植してるしツタなどで竹同士が絡まっているので一度に根本からは切れない。上部、中部、下部と切断していく感じでやります。 竹が寝ていたり絡まり方が激しいときには、刈払機の刃を縦にして上から下に落とすようにして1~2mほど切れ目を入れておくと後が楽です。 まず刈払機のエンジンを全開にして最高回転になるのを待つ。 刈り刃を顔の高さぐらいまで持ち上げて、左から右に振り回す、 そのまま反動をつけて同じぐらいの高さで右から左に振り回し、刈り取った竹の上部部分を左側に落とす。 続いて左から右に竹の根本から10cm程上の部分を切り取る。 また反動を使って右から左に振り回し、刈り残しの竹を切るとともに刈り取った竹を左側に落とす。 最後に下の方に残った竹の茎を綺麗に短くカットする。しっかり短く切っておかないと先に進むときに足に引っかかって転びそうになるので危険です。 チップソーを研ぐ チップソーって刃先が硬いから研げないとばかり思ってたんです。 切れなくなると新しいチップソーをどんどん買い込んでいたので、この金で人を雇って刈ってもらった方が安いかと思ったです(笑)。 手でも研げると思いますけど、自分はディスクグラインダーでやってます。 その辺のホームセンターで3千円も出せばディスクグラインダーが買えますんで、こいつに千五百円ぐらいのダイヤモンドカッターを取り付けます。 チップソーを平らな台の上に置いて、刃先を台から少し出して研ぎました。 研ぐのはチップソーの外周部分です。刃先と同じ角度でグラインダーを当てて研ぎました。 40枚とか50枚とかの歯数でも10分ぐらいで研ぎ終わります。 これなら簡単にできるし、これで結構切れ味が戻ります(新品ほどは切れません)。 自分は使っていませんが、低速グラインダー付きのチップソー研ぎ機も市販しています。スポンサーリンク
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