ミニごぼうの育て方とレシピ|種まき時期と栽培のコツ

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「うまいごぼう」を細めに柔らかく育てて味噌漬けやサラダに使います。
若取りすれば細くてとても柔らかい、サラダごぼうを収穫出来ます。
味噌漬けでは、少し甘めの味噌に漬けると味わい深くおいしくなります。

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ゴボウの品種

その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表

使うゴボウは、長さの短いタイプです。
これを若採りして、山ゴボウのような味噌漬けにします。

山ゴボウ(モリアザミ)は、畑を広く使うので栽培する場合は気を付けて下さい。

うまいごぼう種  黒田五寸の種

ごく一般的な種ですが、とてもおいしい味噌漬けができます。
右側の黒田五寸も同時期に播種すれば、完成が同時なのでキンピラに出来ます。

畑の準備

牛糞堆肥  苦土石灰

日当たりの良い、乾き気味の畑で育てます。
酸性土壌に弱いので(最適土壌pHは6~7)、苦土石灰を多めに入れます。
栽培期間が長いので牛糞堆肥を大めに使い、畝を少し高くしてください。
初期生育を早めたいのなら化成肥料を使います(追肥するので無くても構わない)。
例(1㎡辺り):牛糞堆肥3kg、苦土石灰2握り、緩効性の化成肥料2握り

「畑の石は綺麗に取り除く」などと言われてますが、気にしなくて平気です。
少しぐらい曲がろうが割れようが、味や香りに変わりありません。
売り物ではないので気楽に栽培してください。

少し高畝にします。
ゴボウもニンジンも短いタイプなので、あまり気にしなくて平気です。
又割れしても曲がっても味に変わりありません

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種蒔き

ゴボウは気温に敏感です(よかとん畑は岩手県中部)。
5月の中旬以降(6月なら安全)に種蒔きします。
発芽の適温が20℃以上なので、春先に急いで蒔くと発芽しません。
十分に暖かくなってから蒔くのがコツです。
なお種を一晩吸水させると発芽率が上がります。

発芽は気温(地温)の影響が大きいので、自分の住んでいる地域の気温を気象庁で調べておきます。気象庁
寒くても簡単に発芽する野菜(キャベツや白菜など)は、気温のことをあまり気にする必要は無いのですが、ゴボウは気遣いが必要です。

7月下旬の播種では11月に完成しますが、土寄せすると越冬することができます。  
冬中の野菜になります。

裏書きにも目を通しておいて下さい。

種を蒔いて一週間後。
発芽までに一週間もかかります。

育成

直播きした種は温度にも寄りますが、5~10日ほどで発芽します。
ゴボウは初期の生長がとても遅いので、雑草の除草に精を出してください。
9月までは毎月一度の追肥をして下さい。
また細く育てるので間引かないでください。

60日後。
手前はニンジン、奥がゴボウ。

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収穫

大きくなる前に収穫し始めます。
30cm程度の長さでも手で引き抜くのは大変です。
シャベルで掘り返してやらないと抜けません。
葉ゴボウ料理をするのなら、葉っぱも持って来ます。

少し育ちすぎました。
味噌漬けには細い方が柔らかく食べやすいので、細めのを選びます。
太い方はキンピラに。

ごぼうレシピ

畑で抜いてる最中から、もの凄いゴボウの香りがします。
流しに入れると台所中がゴボウの香りで満たされる。
自作ゴボウは良い香りですよ。
料理のし甲斐があります。

下準備(ゴボウの洗い方)

ゴボウを洗って土を落とします。
この時に強くこすらないで下さい。
自作のゴボウはとても柔らかく、タワシでこすると皮が剥がれてしまいます。
皮の香りを大事にしたいので、丁寧に扱って下さい。

自家製のゴボウは採り立てなので皮がとても柔らかい(市販品のように時間が経って硬くなってない)。
この皮が美味しいので布やスポンジで軽く洗ってください。
また採り立てはアクもないのでアク抜き不要です。

洗い終わったところ。
香りの良い皮を大事にしたいので、タワシでこすらずに布で洗います。

軽く干して水気を飛ばします。
それでも味噌に漬けると水分が沢山出ます。

ゴボウは冬は長く畑に置いてもスが入らず、おいしく食べられます。
中心部が固い場合は、周りだけ使うようにします。
若いうちから採り始め、畑に長く置いて、チビチビと長く楽しんでください。

味噌漬け

味噌漬けには細めのゴボウを使います(太いのはキンピラに使うか、縦に割ってください)。
洗って干してから味噌に漬けます。
一遍に大量に漬けると味噌味が入りすぎるので、ゴボウを畑に残しながら、何度かに分けて時間差で漬けます。
このやり方だと中心部に新鮮さが残るので、香りが強くおいしいです。

少量ならジップロックが便利。

味噌味は好みなので、色々な味噌を試してみてください。
砂糖、シロ出汁、味醂を入れたり、鰹節を混ぜるのもおいしい。
使った味噌も白ご飯に載せて食べてみてください。

キンピラ

ゴボウと言えばきんぴら。
フライパンで簡単に作れます。
ゴボウとニンジンは同時に収穫出来るので、きんぴらにピッタリです。

ゴボウ200g(二人分)。
ニンジンは1/3本。
調味料は、酒を50cc、醤油・砂糖・味醂を大さじ2杯。
その他、ごま油やいりごま、鷹の爪を適量。

ゴボウとニンジンを千切りにします(自家製野菜は柔らかいので、太目が良い)。
採り立てはアクが無いのでアク抜き不要です。
フライパンでごま油と鷹の爪を炒め、香りが出たらゴボウとニンジンを炒めます。
煮汁が少量残るくらいまで煮含めて完成。
火を止めて暫く広げておけば、冷める際により味が染みこみます。
お皿に盛ってから、いりごまをパラパラっと。

調味料以外は全部自作。
ゴボウもニンジンもゴマも強烈な香り。
やはり料理は素材次第です!

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