春菊 栽培|種まき時期や収穫など育て方のコツ|天ぷらやサラダに

当サイトにはアフィリエイト広告が表示されます。

プランターでも栽培できる春菊。
間引きしないで育てます・・・なぜなら「間引き=収穫物」だから。
春菊は少し育って苗になれば、もう収穫できる便利な野菜。この野菜の特徴や栽培方法、レシピなどをご紹介します。
春と秋に二回蒔けば、春先から晩秋まで収穫することができます。
畑の隅やプランターでも栽培できるので、家庭菜園向きの便利な野菜。

興味があるところを読む

春菊のレシピ

春菊のレシピ代表と言えば春菊天。
採り立てを直ぐに天ぷらにします(時間をおくとアクが出る)。
採り立てならではのアクの無さ、そして香りの強さ・・・感動します!
残しておいて翌朝の味噌汁に入れるのもいけます。

こちらは鰹と春菊のサラダ。
自家製ドレッシングでさっと食べれば病み付きになります。

春菊の特徴と品種選び

その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表

春菊は大きく分けて二種類有ります。
・茎葉を摘んで収穫する「摘み取り型」
・株ごと抜き取って収穫する「抜き取り型」
ここでは扱いが簡単な「抜き取り型」を栽培し、収穫するときは「摘み取り型」のように茎葉をハサミで切って長期間収穫します。
「抜き取り型」も「摘み取り型」もお金の絡まない家庭菜園では大差ありません。

春菊は、病虫害も少なく、また短期間に簡単に育ちます。
縦方向に育つのでプランターでも栽培しやすくお薦めです。

葉の切れ込み具合によって大葉種、中葉種、丸葉種(切れ込みが無い)などの品種があります。
どれも味に大差はありません。

ここでは、下部の葉脇から側枝が多く発生する中葉種の中葉春菊を育てます。
この品種は摘み取り栽培専用ではありませんが、とても扱いやすく摘み取りして収穫することもできます。

  • 使用品種は中葉春菊
  • 連作障害あり(1~2年)
  • 発芽地温は20℃前後
    関東で3月以降、東北では4月中旬以降に播種します
  • 生育適温は15~20℃
    涼しいのが好み
  • pH5~7程度
    pHはあまり気にする必要ありません
  • 苗の場合は株間30cmほどで植え付け
  • 暖かくなると抽苔しますが葉は食べられます

花が咲いても葉はおいしい。
茎は硬くなるので避けて食べてください。

種蒔き

春(4月)と夏(8月)の二回種蒔きしますが、面倒なら春先に蒔くだけで晩秋まで持たせることも出来ます。
また「蒔きたいときに蒔く」でも問題が出るわけではありません。
気が向いたときに他の菜っ葉と共に蒔いても大丈夫。

プランターで育てる場合は、市販の培養土を使ってください。
種蒔き方法や育て方は、畑の場合と同じで構いません。

夏になると花が咲き、茎が少し固くなります。
売り物ではないので茎を採らないように収穫すれば良いので、春先だけ一回の種蒔きでも構いません。
でも新しい方が柔らかくておいしいですね。

春菊用の畑のpHはあまり気にする必要はありません。
元々とても簡単に育てられる野菜なので、神経質になる必要はありません。

以下はプロが大量生産する際に気を遣う項目であり、家庭菜園ではそこそこ発芽して適当に育てば十分なので、全て無視しても構いません。

・半月前に堆肥と肥料を入れて畑の準備をする。
・種は殻が固いので、一晩浸水して発芽率を上げる。
・やや好光性なので覆土は浅くする。
・地温が30℃を越えると発芽率が下がるので遮光する。

スポンサーリンク

育成と収穫

春菊は育成と収穫が同時です。
育てながら収穫するので、種蒔きして一ヶ月もすれば早くも収穫が始まります。

間引き

家庭菜園でも間引きだけはする必要があります。
混みすぎていると株が大きくならず、葉の量が少なくなってしまいます。
大きい株から間引き(小さいのは残して育てる)、間引いた株は料理に使います。
2~3回間引きを行い、最終的には20~30cmほどの間隔にします(株間が狭いと大きく育たないので、やや広目に空けてください)。

1回目の間引き後。

2回目の間引き収穫後。

3回目の間引き収穫後。

摘芯

株の高さが20~30cmほどになったら、中心をハサミで切って収穫します(これで外葉が増える)。
以降は外葉を収穫していきます。
この時に葉色が薄いようなら追肥しても構いません(追肥しなくても十分に育つので気にしなくても良い)。

蕾が付いたら切り取ります。
また蕾の付いた茎は硬いので、料理に使わない方が良いでしょう。
料理には周りの柔らかい葉を使ってください。

20~30cmで中心を収穫します(摘芯)。

収穫した中心部。
春菊天に最高です。

やっぱりこれですよね!

スポンサーリンク

購入リンク

スポンサーリンク
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


興味があるところを読む