SBI証券での米国株の買い方|現物取引のやり方・取引時間・手数料ほか

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SBI証券で外国株を売買する場合、HYPER SBIは使えません。
外国株専用のサイトからの発注になりますが、これがまた使いにくい!
多くの図で詳しくご紹介します(現物の売買例です)。

興味があるところを読む

米国株の売買時の注意点

日本とはかなり異なるので注意して参加してください。
特に「値幅制限が無い」ことを肝に銘じておきます。

米株の信用口座を開設すると、標準では現物株が代用有価証券として扱われます。
もし現物しか売買しないのであれば、この自動動作を停めておくことをお薦めします。停め方はこちら

売買時の経費

100$の米株の経費は100円 ・・・ぐらいと覚えておけば良いようです。

SBI証券に預けてある預り金(日本円)で米株を売買するときの経費は、為替スプレッドと手数料の二つです。
為替スプレッドは、0.25円/1$。SBI証券FAQ
手数料は、0.5%(正確には0.495%)。SBI証券FAQ

今、USD/JPYが150円とします。
100$の米株を買うとスプレッドが25円(100×0.25円)、手数料は75円(15,000円×0.5%)、合計100円。
ドルで売買する場合は、手数料のみかかります(スプレッドは不要)
住信SBIネット銀行と連携すれば、スプレッドは0.06円/1$になります。

米国株の売買可能な時間帯

全て日本時間です。
立会での売買可能時間帯 23:30~翌6:00(昼休みは無い)。こちらから転載
夏時間(3月第2日曜日~11月第1日曜日)は、1時間前倒し(22:30~翌5:00)。

SBI証券への発注は朝8時頃から通るようです。
なお以下の時間帯には、メンテナンスが入るそうです。
・朝6時(夏は5時)~9時頃まで(夏時間では朝8時過ぎにはサイトに入れます)。
・19:00~19:30頃。

その他の注意点

  • 値幅制限が無いので、成行は非常に危険。
    なるべく指値で出す。
  • 土日・祝日(日本とは異なる)は休み。米国の祝日一覧
    年末年始は1月1日のみ休日。
  • 手数料は約定価格の0.5%(正確には0.495%)。
  • 日本円で買う場合(円貨決済)は、為替スプレッドが0.25円/$(25円/100$)。SBI証券FAQ
    住信SBIネット銀行のスプレッド(0.06円/$)の方が狭いので、大量に買うなら考慮する。詳細はこちら
  • ティッカー(日本株の銘柄コードに相当)は、1文字でも間違えると別銘柄になるので要注意。
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ログインして外貨建商品のサイトへ行く

SBI証券のサイトは、ここからログインします ← これをブックマークしてください。
SBI証券へのログインは何カ所か有るのですが、このURLが近道です。

ログインしたら画面の右側を見ながら少し上にスクロールします(ページの1/4ほど)。
矢印の「外国株式 取引」をクリック。

これで「外貨建商品」のサイトに入りました。
以降は、このサイトでの操作が主になります。
ここからは別サイトと思えるほど操作方法が異なります。

現物買の発注(円貨)

住信SBIネット銀行のスプレッドの方が狭いので、大量に買うなら考慮してください。詳細はこちら

①ティッカー銘柄名を入れてエンター(ここではTSLA=テスラ)。

②銘柄名と③株価を確認し
④をクリックすると売買注文がポップアップするので、⑤「現買」をクリック。

「取引」から発注する場合は、①②の追加操作が必要です。
①「現物買付」をクリック。
②ティッカー(銘柄名)を入力。


③買い付け株数を入力。
④指値を入力(値幅制限が無いので成行は使わない)。
⑤決済通貨を選択(ドルを持っていない場合は円貨決済を選びます)。
⑥取引パスワードを入力。
⑦注文確認をクリック。

円貨決済の場合、為替の変動で損益が出ます。また為替スプレッド(0.25円/$)が発生します。SBI証券FAQ
頻繁に米株の売買をするなら事前に外貨に両替しておき、外貨決済を使う方がお得です。詳細はこちら

発注の確認-現物買

①注文の確認画面では右下の金額欄を注視してください(売買手数料は買値の0.5%ほど)。
②OKなら発注します。

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約定の確認-現物買

「注文照会」をクリック。

①の「完了」を確認。
②は約定価格です。
③で約定の詳細を確認できます。

約定の詳細では、約定価格や手数料(0.5%)を確認可能です。

両替状況の確認-現物買

なお円とドルの両替状況は、こちらで確認可能です(メインサイト側にあります)。
①「入出金・振替」(画面上部)
②「外貨入出金明細」(画面左下)
とクリックし、黄色枠で確認します。

  • 4/19に現物株テスラを156$で買いました。
    外貨口座に24,436円が入金され、自動的に「円 → $」へと両替されます(上図の黄色枠)。
    このドルで買付けが行われ、同時に108$の代用有価証券になりました(下図③)。
  • 4/20に156$で売却しました。
    4/22には、自動的に口座から出金して保証金に振替えられます(上図の黄色枠と下図④)
  • この後で「保証金 → 預り金」へと振替えます。振替え方法はこちら
    信用売買を行う予定があるのなら、保証金のまま置いておきます。

下図の表示方法はこちら

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発注後の取消や修正

発注後の削除・修正は黄色矢印から行えます。

画面上部の「注文照会」からも行けます。

「注文照会」をクリックすると、この画面が出ます。
ここでは取消を発注しています(この図では買注文を二回出していますが、二回目の発注だけを取り消しています)。

取消の確認

「取消」が受け付けられた画面。

念のために取消状態を確認します(この図では買注文を二回出していますが、二回目の発注だけを取り消しています)。
①注文照会をクリック。
②「取消済」と表示されていることを確認。

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現物売の発注

画面右側の①をクリック。
②をクリック。
③売買注文がポップアップするので「現売」をクリック。

「現物売却」の操作であることを確認。
①株数を入力。
②指値を入力。
正しい株数であれば③が太字で表示されます。
④取引パスワードを入力。
⑤注文確認をクリック。

黄色い枠で囲った部分を再確認して、「注文発注」をクリック。

受付状態を確認。
念のために「注文照会」をクリックします。

黄色い枠で囲った部分を再確認します。

約定の確認-現物売

「注文照会」をクリック。

①の「完了」を確認。
②は約定価格です。
③で約定の詳細を確認できます。

約定の詳細では、約定価格や手数料を確認可能です。
受渡金額はドル建てです。

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約定の履歴の出し方

「注文照会」では、当日の約定分しか表示されません。
より古い約定の履歴を表示する場合は、以下のように操作します。

①②とクリック。
③に約定日を入力します(クリックするとカレンダーが表示されます)。
④「照会」をクリックすると⑤のように表示されます。

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買付余力への反映方法

SBI証券に米国株式の信用口座を開設している場合です。
現物株の買付余力に反映させるためには「保証金 → 預り金」への資金移動を行う必要があります。

米国株式の信用口座を開設すると、標準では現物株が代用有価証券として扱われます。停める方法はこちら
つまり現物売の売却代金が、そのまま信用保証金になってしまいます。SBI証券FAQ
このため「現物売りしたのに売却代金が現物の買付余力に反映しない」と言うことになります。

米株の受け渡しには3営業日かかります。SBI証券FAQ
米株の信用取引口座の閉鎖方法はこちらをご覧ください。SBI証券FAQ

保証金の確認

先に保証金の金額を確認しておきます。出金方法はこちら(保証金の出金も可能です)
①②③とクリック。

この図は現物売した翌営業日4/19の保証金の様子です。
4/18木曜に現物売、4/22月曜に売却額が保証金になるのが分かります(土日を挟んでいるため)。

保証金 → 預り金への移動

続いて保証金を預り金へ振り替えます。SBI証券FAQ
「米国株式信用取引口座から外国証券取引口座の預り金(米ドル)への振替」と言う作業になります。SBI証券FAQ
上図より4/22月曜には、委託保証金が確定します。

①②③とクリック。
④に振替金額を入力(「すべて」をクリックすれば全額)。
⑤にパスワードを入力して⑥をクリック。
次の画面で確認をクリック。
メインサイトの「入出金・振替」-「外貨振替」でも可能なようです。

1~2分程待ってから、預り金が増えたことを確認します。
①②③とクリック。
④を確認。
⑤このドルをここで売却することもできます。
SBI証券内で⑤で売却するよりも、住信SBIで売却する方がお得です。こちらを参照

ついでに余力が増えたことも確認します。
①②とクリック。
③黄色の枠内を確認してください。
受渡日は約定履歴から確認出来ます。こちら

まとめ(代用有価証券 → 保証金 → 預り金の流れ)

以下の操作で、現物買 → 現物売 → 預り金の流れを確認することができます。
①②③とクリック。

④買付時は、「保護預り金 → 代用有価証券」となります(代用としての評価は70%)。
⑤売却時は、一旦「代用有価証券 → 保護預り金」となり・・・
⑥「保護預り金 → 保証金」への振替が行われています。
⑦その後で上手②の資金振替をしたので、保証金 → 預り金への移動が行われています。

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代用有価証券になるのを停める方法

「現物株が信用取引の代用有価証券になる」のを停める事ができます。SBI証券FAQ
停めておけば現物売の資金が、そのまま預り金(買付余力)に反映するので分かりやすくなります(保証金を預り金へ振替る手間が無くなる)。預り金への振り替え方法はこちら
もし現物売買しかしないのであれば、停めることをお薦めします。

「外貨建商品」サイトへ入った状態で操作します。
①②とクリック。

下図の黄色ラインを確認し③④とクリック。

変更の受付を確認します(ここでは信用建ての自動振替も停めています)。
確認後、再度上図を開いて③が選択されていることを確認してください。

出金の方法

出金は保証金のままでも可能です(預り金に振替なくても出金できる)。

以下の操作はメインサイトで行います。
①②とクリック。
③預り金か保証金かを選択(振込予定日も確認)。
④出金額を入力(この時⑤にも数値を入れてください)。
⑥パスワードを入力。
⑦をクリックして確認画面へ。
確認画面で「確認」をクリックすれば、③右側の振込予定日に出金されます。

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住信SBI銀行での両替がお得

米株の売買では、両替時に為替スプレッドが発生します。
円貨での購入時は、円 → ドル → 米株・・・「円 → ドル」の両替時点でスプレッド(25銭/$)が発生。
売却時は、米株 → ドル・・・自動的には両替されないのでスプレッドは発生しない。
実際に受渡金額としてサイトに反映されるのは、米国市場での売却から3日後になります。SBI証券FAQ

SBI証券内で日本円に両替してから出金することもできますが、スプレッドが広い。
SBI証券の為替スプレッドは25銭(25PIP)、住信SBIは6銭(6PIP)。
住信SBIの方がスプレッドが狭いので、株の購入前に住信SBIでドルに両替しておく、売却時も住信SBIで円に両替する方がお得です。

<住信SBI>    <SBI証券>
①ドルを取得 → ②入金したドルで③株を買う
⑤円に両替  ← ④売却益を送る

  1. 住信SBIでドルに両替する。
  2. 両替したドルをSBI証券に入金。
    SBI証券のメインサイト「外貨入金(上図②の直ぐ上)」にて入金可能です。
  3. 現物株の買付には、この入金したドルを使います。
    決済方法として「外貨決済」を選びます。
  4. 現物株の売却益を住信SBIに出金。
  5. 住信SBIで円に両替する。
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