電源を入れても起動できない、起動が遅い、でも画面はつく。
これらはHDDやSSDが不調になると出る症状ですが、まずはSATAケーブルを疑ってみてください。
「ケーブルが悪くなる」なんて、なかなか思いつかないですが、割と頻繁に起きます。
SATAケーブルのコネクタ周りをグチグチ動かして動作が変わるなら、SATAケーブルの不調です。
ドライブを新調するのに比べれば費用も安いので試す価値あり。
症状
SATAケーブルが悪くなると、パソコンの起動が遅い、時々起動しないなどの症状が出ます。
何しろメチャクチャ高速なシリアル通信(現在は3Gb)なので、ハード的にはかなり条件が厳しい。
通信エラー時にはリトライをしますが、そう言うことをするので起動が遅くなります。
特にコネクタ周りが弱いようです。
ネットにもSATAケーブル不調の記事が結構有ります。
「ケーブル(コネクタ)が悪くなる」なんて、なかなか思いつかないですが、割と頻繁に起きてます。
SATA3を使う
SATAにも規格があります。
速度の遅い方からSATA1、SATA2、SATA3まで。
現在はSATA3なので、ケーブルを購入する歳にはSATA3対応であることを確認してください。
古いパソコンのHDDを最新のSSDなどに交換する場合、ケーブルを交換せずにそのまま使うと不調になることがあります。
例えば、古いパソコンのSATAケーブルはSATA1、新しいSSDはSATA3など。
なおSATA3は下位互換性(SATA1や2にも対応してる)があるので、SATA3を入手してください。
SATA3ケーブルの入手
ケーブルは何種類かあります。
ケーブル部分が平べったい/丸い/薄い、コネクタ部分がL字になってる、コネクタにラッチがあるなど。
長さは20~100cmほどまで。
現在接続されているのと同じタイプを購入すれば間違いないでしょう。SATAケーブル一覧
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