安い中華製アンプと繋ぐだけで大迫力(値段の高いUSB DACなぞ無くても大丈夫)。
音は空気の振動です。音の良さはスピーカーの大きさ次第・・・しかも安い中古で十分。
大きいスピーカーがあれば、ノイズの無い音割れしないすばらしい重低音を堪能できます。
良い音で聴きたいのならスピーカーが必須、そしてスピーカーは大きさが正義です。
安い中古の大型スピーカーが多数出てます。
これと中華製の安いアンプをセット、そして体が振動するほどの巨大な音でならして下さい。
これが一番!
スピーカーは大きさと重さが正義
音は空気の振動です。
なので、空気を振動させる面積が大きいほど有利 → 大きいスピーカほど良い音。
小さいスピーカーで電気的に無理して出す音よりも、ずっと簡単にスッキリした音が出ます。
オーディオは、スピーカーが8割、その他のDACやアンプなどは2割程度の重要度。
音の良さはスピーカーで決まってしまいます。
つまり「大きいスピーカーさえ手に入れば、他は適当でも大丈夫」。
良いスピーカーは大きくて重い。
重さで性能が決まるような部分があります。
スピーカー自体の磁石の大きさやケースの板の厚さなど、音の良いものはどうしても重くなります。
一本で50kgとか100kgのスピーカーもありますが、一人で運ぶことを考えると、せいぜい20kg程度までのスピーカーにしておくのが無難でしょう。
小さいスピーカーで良い音の製品もありますが、どうしても無理してるので置き場所が制約されたり、大出力のアンプが必要になったりします。また小さくて高性能なものは、中古でも値段が高い。
大型のスピーカーなら無理しなくても良い音が出るので、これを「安く」入手してください。
購入時の注意
中古スピーカーの購入で気を付けること。
ウーファー(低音を出す一番大きいサイズのスピーカー)の周りのエッジ部分が傷んでるものが有ります。
この部分がフェルトのものはダメで、必ず布や紙、ゴムなどのものを選んで下さい(フェルトのエッジは、今は良くても数年でボロボロになって破れます)。
これは紙製のエッジですが、ひび割れしています。
購入時にエッジだけは注意してください。
大型のスピーカーは、捨てるとなればまた大変なので、エッジだけは良く注意してください。
エッジさえ丈夫であれば、数十年単位で使うことができます。
むしろ古いスピーカーほどエッジが柔らかくこなれていて良い音です(筆者の使っているのは50年前のスピーカーです)。
スピーカーの入手方法
メルカリでもヤフオクでも古物屋でも構いません。
筆者はヤフオクをよく利用してます。
例えばヤフオクなら値段の範囲を決めて検索します(1万円以下が手頃)。
見た目や傷の有無など、音と無関係な部分は無視してます。
ジャンク品などで一部が故障してるような場合は、同じ物を2セット入手して自分で修理する手もあります。
メーカーは、どこでも構いません(値段優先で決めます)。
有名どころでは、ONKYO、三菱(DIATONE)、パイオニア、ソニー、ヤマハ、フォスター(FOSTEX)。
外国製のスピーカーは、やや値段が上がるので候補に入れてませんが、シャカシャカした音が好きならJBLがおすすめです。
スピーカーは大きく分けて二種類あります。
高音から低音までを出すために、スピーカーを複数組み合わせたタイプと、一個のスピーカーで全ての音域を出すフルレンジと言われるタイプ。
フルレンジを選ぶ場合は、フォスターの製品を選べば間違いないでしょう。
ま、音の良さを追求するとキリがないので、大きさ(重さ)と値段で決めるのが無難です。
全体のシステム
音源はパソコン。
Youtubeに良い曲が沢山アップされてます。
アンプは中華製。
数千円の安物で十分。
光入力に対応していないアンプの場合は、パソコンのAUX出力から音をとります(またはUSB-DAC経由)。
パソコンに光出力が有るのなら、光入力(デジタル入力)のあるアンプを入手しても構いませんが、恐らく音の違いは分からない?・・・こう言う細かい部分に拘るよりスピーカーの大きさに拘ってください。
筆者のアンプはLP-2020A+で、10年ほど前に2千円ほどで購入しました。
より信頼性の高い製品を入手したいのなら、FX-AUDIOと言う会社が国内で管理・販売しているアンプもあります(製造は中華でも検品は国内なので安心です)。
昔のトランジスタ・アンプなどは、安くても入手しない方が良いでしょう。
アンプは古くなるとボリュームのガリが出たり、スイッチ類の接触不良、大きい重い、また消費電力も気になります。
自分で修理するなど趣味なら構いませんが、中華アンプの安物の方が気楽です。
パソコンの設定
パソコンから音を出力させるために、少し設定を変更する必要があるかもしれません。
音の出力回路は、現在では殆どマザーボードに搭載されています。
お使いのパソコンのマザーボードに合ったドライバとアプリをインストールしてください(OSがインストールされたパソコンであれば、ドライバ類も既にインストールされています)。
筆者のパソコンのマザーボードはASUSなので、下図のようなアプリが入っています。
曲の探し方
Youtubeで検索するのが簡単です。
お気に入りのバンドが有るのならバンド名で、歌手名や曲名でも検索可能です。
カラオケも多数アップされています。
アンプやスピーカーの音の確認用に、良い音で作られている曲をいくつかリンクしておきます。
- na Relo:右側のネーチャンの声をホーンスコーカー(中音部)で確認
- Beatrice Florea:アコースティックベースの音をウーファー(低音部)で確認
- HSCC:ドラムの音の確認(ツイーターをシンバルで確認)
- Zigeunerweisen:全体のバランス確認用。
バイオリンの音はスコーカー確認にも使えます。 - ハイレゾの音源が必要で有れば、こちらから探してください。
田舎の一軒家に住んでいるなら、思いっきり爆音でならしてください。
これほどの贅沢はないです。
コメント