初秋になったら球をバラして「そのまま植える」だけでOK。
ニンニクは植えたら放置でも翌年には勝手に完成。
立派なのを望まなければ手間もかかりません(追肥を数回すると結構大きくなる)。
でも肥料を減らして大きく育てないのがおいしさのコツ。
Amazonで安く購入可能な食用バラのホワイト六片を栽培します。
種用でなくても問題無く栽培できます。
ニンニクの育て方
播種時期:9月中旬
使用品種:ホワイト六片(食用でOK)
畝高:平均的
畝幅:100cm(マルチします)
※岩手県中部に於ける、ここ10年ほどの実績に基づいています。
その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表
種ニンニクはAmazonで食用のバラのホワイト六片を購入。
500g入り(約60粒)で千円ほど。
この記事では9/14に開始しています。
種ニンニクはAmazonで食用のバラのホワイト六片を購入。
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この記事では9/14に開始しています。
自作のニンニクは別次元のうまさです・・・特に採り立て。
採り立ては生に味噌を付けて囓っても胸焼けしません。
調理するときも「皮を剥いて使う」じゃなくて「包丁の腹で皮ごと潰す」ように使えるので扱いやすい(新鮮なのでポリっと割れる)。
だから少しぐらい小さくても気になりません。
完全放置でもそれなりに完成するので、是非、作ってみてください。
年内の作業
ニンニクはここ(岩手中部)では9~10月の植え付け。
完成は翌年の6月。
ラッキョウと同じようなペースで育ちます。
ただラッキョウと異なり・・・
・牛糞堆肥は多め
・マルチの穴は一つ飛ばしで使う
苦土石灰は50g/㎡程度。
肥料は牛糞堆肥の肥料成分を使うので多めに入れます。
ニンニクは、里芋と同じように牛糞堆肥で育てるような感じで多めに入れてください。
栽培期間が長いので有機系の肥料を使っても差し支えありません。
また寒くなる前に化成肥料を追肥してください(マルチの上からパラパラッと撒けば雨で穴の中に流れ込む)。
それほど立派なのを望まないのなら、前作の残り肥料程度でも問題ありません。
完成までに時間がかかるのでマルチを使って草除けします。
タマネギマルチの場合は、穴を一個飛ばしで千鳥に埋めてください。
全部の穴に埋めても収穫までいけますが、球が気持ち小さくなります。
食用でも種用でも同じように発芽するので、値段の安い食用を種として使います。
半月もすれば芽が出てくる。
10/24(40日後)。
このあと11月に追肥します。
マルチ無しでも育ちます。
翌年の作業
3月と4月に化成肥料を追肥。
ただ肥料が多いと大きいばかりでおいしくないので、なるべく少肥料で育てます。
6月には茎を摘む。
そして6月半ばに収穫します(岩手中部)。
翌年の4/10。
収穫と保存
収穫したら結んで庇にぶら下げ、食べるときはここから一球ずつ引き抜いて使います。
結ぶのにもあれこれ能書きがあるようですが、モビロンバンド(丈夫な輪ゴムみたいなもの)で茎をくるくるっと巻いてヒモを通せばチョー楽ちん ← なんでも手を抜いてください。
軒下に吊しておけば翌年の春までおいしく食べられます。
にんにくレシピ
刻みにんにくを混ぜた自家製ドレッシングを作る。
このドレッシングを自家栽培の千切りキャベツにかける。
これが想像以上にうまい。
にんにくの辛みがちょっと出て、食欲がもりもり湧きます。
ただし「キャベツもにんにくもドレッシングも自家製」じゃないとちっとも美味しくない。
全部揃うなら是非お試しください。
自家製ドレッシングの作り方(クリックすると開きます)。
基本材料は、オリーブオイルとお酢と塩。
茶碗に自分好みの量を入れ、食べる直前に混ぜます(好みでマスタードや胡椒、にんにくを入れる)。
素材の味がモロに出るので、良いオリーブオイルと良いお酢を使ってください。
黒にんにくで食べるならこちらの記事をご覧ください。
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