小蕪ほど便利な野菜も珍しい。
全く目立たない野菜ですが、育てやすく長く畑に置けておいしいので、台所には便利な野菜。
家庭菜園は小かぶから始めるのが一番でしょう。
継続して種蒔きします
小カブに休む暇はありません。
種蒔きし → 間引きを食べて → また種蒔きして → 完成品を食べて → また種蒔き・・・
こんな流れです。
小カブと言っても、最後まで育てるとかなり大きくなります。
春から初冬まで継続して台所に届けられる野菜です。
春菊や亀戸大根も同じ流れで栽培すれば、基本の野菜には困りません。
味噌汁、漬物、炒め物、葉はラーメンにも合います。
これらの野菜は虫も付かず手間もかからず、しかも葉っぱまでおいしい。
2024/1 追記
この頃は気温が上がってきたので、6~8月は休む方が良いかもしれません。
小カブ用に畑を一カ所占有するのも良い手です。
この畑は春から晩秋まで小カブ専用にする。
Aに3月に播種、Bに4月に播種、Cに5月に播種します。
Aの間引きを食べながらBとCも育てます。
そして食べ終わったラインにはまた種蒔き。
種蒔き
その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表
どこでも良いので、空いてる場所にちょろっと種を蒔いておきます。
岩手中部では4月から10月中旬まで種蒔きできます(発芽・生育の適温は20~25℃)。
このぐらいのサイズが一番おいしいかも。
「大きいのから収穫」します。
大きいのを採ると小さいのは数日で一気に育ちます。
間違っても「弱った小さいの」を採らないで下さい。
野菜栽培のサイトには「弱った小さいのを間引く」などと書いてありますが、あれは最終的な完成品を一挙に収穫して商品として売るための手法です。
家庭菜園で大量の完成品を一挙に収穫すると、今度は一挙に消費しないとならず、家族から顰蹙をかいます。
手頃なサイズの野菜を途切れずに長く台所に届ける方が、ご家族にずっと喜ばれます。
ついでに春菊や大根も蒔いておけば、毎日野菜だらけ。
家庭菜園らしい「毎日の食卓に出てくる普通の野菜」を作ってください。
立派な完成品より継続する間引き菜が大事。
カブを使った料理
とても使い途の広いカブですが、ここではなるべく「生に近い」料理をご紹介します。
根の部分だけではなく、葉も美味しく頂けます。
カブの葉のおにぎり
カブの葉っぱを軽く塩で揉んで、しなっとしたら熱々のご飯を包む。
これはたまらんです。
浅漬け
浅漬けもご飯のお供に最高ですよね。
ちょっとお醤油をかけるのも美味しい。
ぬか漬け
ぬか床をお持ちならこれも美味しい。
少し酸っぱくなるまで漬けると、葉っぱも美味しくなります。
次はキャベツ
小カブや春菊に慣れてきたら、次はキャベツを作りましょう。
キャベツ栽培は少し難しいですが、キャベツがあれば焼きそばとトンカツに使えます。
ザウアークラウトも別格のおいしさになります。
キャベツが作れるようになる頃には、白菜、キュウリなど殆どの野菜も自作できるようになります。
またキャベツは真冬でも収穫出来るので、一年中自作野菜を台所に届けられるようになります。
市販野菜は不要になります。
ぜひキャベツ作りを覚えてください。
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