春の白菜の育て方|浅漬けやサラダなどレシピ豊富な春白菜

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春白菜が結球しないときは、そのまま収穫してしまいます。初心者も安心してどんどん作ってみてください。
8月には冬用の白菜の苗作りを始め、完成したら翌年の3月まで保存、漬物は6月頃まで持ちます。
これで年間を通して白菜を食べられます。

秋の白菜の詳しい育て方などはこちらの一覧ページからご覧ください。
その他の栽培情報はこちらのリンクを利用してください。

興味があるところを読む

間引き用の白菜の育て方

間引き用の白菜と完成品の白菜は分けて作ります。
間引き用は無肥料、完成品用は肥料を使います。

種は昔からの品種である愛知白菜・理想白菜、そしてF1のタイニーシュシュ。
F1は多肥を前提としてる場合があるので、昔から栽培されている固定種を使う方が無難ですが、6月以降の暑さの中では難しいので、F1のタイニーシュシュを使います。

白菜を小松菜や水菜のような「菜っ葉風」に育てます。
間引きをたっぷり食べられる作り方。完成品を目指すならこちら

間引き用の白菜は直播きで無肥料で育てます。
全て間引きで収穫しますが、飛び飛びで残せばかなり大きくすることもできます。
収穫しながら追加の種蒔きもしてください。

発芽温度:4∼35℃
生育適温:4∼35℃(ただし23℃以上で軟腐病が多発)
成育初期に低温に合うと花芽が出来ます(間引きで食べるので問題ありません)。

6月中旬以降は軟腐病に注意。

無肥料で育たない畑の場合は、先に畑をしっかりと育てて下さい。
雑草を育て堆肥として使い、柔らかいふわっとした畑に変えていきます。
良い畑であれば間引き菜程度は無肥料で作れます。

畑と網の設置


畑の土の最適pHは 6.0~6.5なので、必要であれば苦土石灰を入れてください。
なお肥料は不要です。
間引き菜は土の力だけで育てるので、堆肥の効いた良い畑を使います。

種蒔きして直ぐに間引きで食べるので肥料は使いません(肥料が残った野菜は不味い)。
完成品を作る場合も、完成する一ヶ月以上前に肥効が切れるようにします。
肥効の長い肥料(有機肥料や緩効性のもの)は使わない。

春の白菜は、播種から完成まで常に網の中で育てます。
網は1mm目であれば大体の虫を避けることができますが、より小さい虫の居る地域では目を細かくしてください。
なお次々に種蒔きをするので、網は長目に張っておきます。

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第1弾(4月初旬)

岩手中部では4月初旬に最初の種蒔きをしますが、地域により加減してください。3月の気温データ
発芽は4℃以上有れば可能なので、3月中旬(最低気温が0℃を上回る)から開始しても構いません。

この時期の白菜栽培は抽苔することが多いので、大きくせずに間引きで食べます。
愛知白菜の場合は、5月末に花が咲きます(花ごと食べられます)。

種は去年の残り種を使用できます。
網に沿って3列に種を蒔いてください(ここでは残り種の愛知白菜を使用)。
収穫は両サイドの列から。
真ん中の列は大きくしても網に触れないので、かなり大きく育てることができます。

種を蒔く長さはご家族の人数に応じて決めてください。
大人二人でも1mあれば間に合うでしょう(一ヶ月を過ぎれば余るほど収穫できます)。

播種から3週間後。

間引きを収穫しながら、残りを育てていきます。
間引くときは 必ず大きい苗から 採って下さい(大きい苗が無くなれば残りが育つ)。
間引いた後の残りの小さい苗は、大きい苗の陰になっていたのでヒョロっとしてると思います。
もし首がグラつくようなら軽く土寄せしてください。

なお肥料は使わずに土の力だけで育てます。
畑の土が良くないなど、どうしても肥料を使う場合は液肥が無難です(肥効が一週間と短い)。

矢印の苗を間引く。
丸印の小さい苗が育つ。

間引きは必ず大きいものから。
大きいのを間引けば小さいのが育つので、長く間引きを収穫することができます。
野菜栽培のサイトには「弱った小さい苗を間引く」と書いてありますが、あれは完成品を一挙に作るためで、家庭菜園とは逆の発想です。

苗が残り少なくなる前に次の種まきをします。
こうすればずっと収穫することができます。
朝、さっと間引きを採って味噌汁に入れたら最高ですよ!

播種して一ヶ月。
これがうまい!

第2弾(5月初旬)

第1弾の種蒔きから一ヶ月が過ぎたら、第2弾の種蒔きをします。
第1弾と同じように網に沿って縦に3列種蒔きし、同じように育ててください。

春先は一ヶ月でかなり育つので、第1弾は十分に収穫出来ていることと思います。
ここで油断せずに第2弾を作ることで、白菜を途切れること無く台所に届けることができます。

播種から6週間後。
間引きなら無肥料で十分。

第3弾(6月初旬)~

第3弾(6月初旬)以降はF1の早生品種タイニーシュシュを使う方が簡単です。
暑さに強く簡単に栽培できます。
すじ蒔きして間を収穫していき、15~20cm間隔にすれば大きめのも収穫可能です。

白菜以外の野菜の収穫量にもよりますが、白菜は第4弾(7月初旬)、第5弾(8月初旬)、第6弾(9月初旬)辺りまで続けることができます。
なお第5弾を作る8月初旬には、冬季用の完成品(11月に完成)の苗も同時に作ります。
こうして11月の本格的な白菜の収穫まで繋げていきます。

白菜は播種から40~50日で結球し始めます。
ただ結球に適した温度は15℃と低いので、暑くなってくると結球しなくなります。
第1弾は結球まで行きますが、第2弾以降は気温によっては結球しない可能性があります。
全部間引きで食べるのであれば問題にはならないでしょう。
なお6月中旬以降は軟腐病が発生するので注意してください。

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完成品用の白菜の育て方

完成品(間引きではない)の白菜の春の栽培方法を紹介します。
間引き用を残しても良いのですが、栽培方法が少し異なるので、ここでは第1弾の直播きとほぼ同時期に、完成品を目指す白菜を別途栽培しています。
完成は6月中旬以降になり、軟腐病が発生しやすいのでその前に収穫します。

白菜は本来、初秋に栽培する野菜です。
春に栽培すると花芽が付きやすく、また少し繊維っぽくなります。
完成品を作るのはやや難しいので、全て間引きで食べる方が良いかもしれません。

苗作り


3~4月初旬に苗作りから始めます。苗作りの詳細はこちらをご覧ください。
外気の最低温度が10℃以上になった頃(当地では5月初旬)に定植したいので、種まき時期を逆算してください。5月の気温
ポットを使い苗作りしますが、気温が低い場合は、加温や苗帽子などを使います。
なお育苗期間中は25℃以上にならないよう注意します。
ここでは前年の余り種の理想白菜を使ってます。

培養土は軽い無肥料のものを使って下さい。
軽い培養土は根の発達がとても良く、定植後の育ちが違います。
苗作り中の肥料は液肥を使います(様子を見てコントロールしやすい)。

培養土は軽い無肥料のもの。

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定植

畑の条件などは間引きと同じですが、完成品を目指す場合は最初から肥料を使います
更に半月ごとに追肥して、外葉を一挙に育てるのが重要。
肥効の制御がしやすい8-8-8などの化成肥料を使って下さい。

外気温が10℃以上になったら定植します。5月の気温
本葉が6枚程度有れば、一時的に低温になっても抽苔しませんが、白菜は小さいうちに定植する方が成績が良くなります。
そのため早めに定植するのが大事。
根の発達がとても早いので遅れずに定植します。
抽苔してしまった場合は、完成させずに収穫してしまいましょう。

本葉2枚でも既にこの根回り。

この6個は完成品を目指すので肥料を使います。
定植時に肥料を入れ、半月ごとに追肥。
定植から一ヶ月ほどの間に外葉を一挙に育てる。
外葉が大きく育てば白菜は成功です。
苗の間隔は40cmほど必要ですが、一列植えなら30cmでもいけます。

春は網の中で栽培する。

育成

定植から半月後に追肥して下さい。
外葉が育ち、内側の葉っぱが立ち始めるまでは半月ごとに追肥します。

外葉が育ちきると内側の葉っぱが丸まり始めます。
外葉が育てば太陽を浴びて栄養を作れます。
ここまで来たら最後の追肥を入れ、それ以降は肥料を与えません(肥効を切る)。

4/4 播種、4/28 定植、5/10 追肥。
5/16 播種から40日ほど経過。5月の気温
間もなく内側の葉が集まり始めます。

直径30cmを越えました。

大きくなった白菜は軟腐病に注意が必要です。
傷つけると発症しやすいので、土寄せや草取りには十分注意して下さい、

4/4 播種、4/28 定植、5/10 追肥、5/25 追肥。
6/2 播種から二ヶ月ほど経過。
巻き始めたら追肥しません。
そろそろ軟腐病が出る時期なので、傷つけないように注意します。
よく見張り、兆候が出たら全部収穫してしまいます。

右は間引きの残り。

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収穫

6/20 早めに収穫してください。
春の白菜栽培はやや難しく、また花芽があり少し硬く、品質の良いものではありません。
無理をして完成品を目指すより、間引きで食べてしまう方が良いでしょう。
地域にもよりますが、タイニーシュシュなどの極早生品種を作ることも考慮してください。

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