美味しいメインの野菜料理|簡単人気レシピより自家栽培こそ近道

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お母さん!
どんなに頑張って料理しても「素材より美味しくはなりません」。
だからレシピで頑張るより、自家栽培で本物のおいしい野菜を育てる。
素材が美味しければ、お母さんがちょっと手を加えるだけで家族が大喜び。
30年の野菜自作経験を基に、美味しい品種の選び方や育て方をご紹介します。

日本の市販野菜の残留農薬はEUの100倍です。こちらの記事をご覧ください。
直売所や道の駅の野菜が安全でおいしいと思う方はこちらをご覧ください。
あちこちのサイトで良く使われる「無農薬・減農薬」などの表記も実は禁止されています。こちら
これらを読めば「野菜は自作するしかない」ことに気づかされます。

おいしい品種を選ぶ、肥料を減らして収穫量を狙わない。
これだけで美味しい野菜が手に入ります。
小難しい理屈は不要です。

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お母さんへ

不味い野菜を平気で食べちゃだめです。
子供にも食べさせてはだめです。
子供が野菜を食べないのは「不味い」から。

子供に不味い野菜を食べさせないでください。
野菜の不味さに慣れてるお母さんは平気でも、不味さに慣れてない子供は食べたくないんです。
お母さんも子供の頃には不味い野菜があったでしょ?
不味いと感じるのは子供が敏感だからです。

おいしい野菜を子供にあげるには、お母さんが「おいしい野菜と不味い野菜を区別する能力」を思い出す必要があります。
自作野菜を食べていればお母さんも敏感さを取り戻し、市販野菜の不味さに気が付きます。
そして「こんなものを子供に食べさせてはダメだ」と気づきます。

自作は難しくないですから、一年で良いから作ってください。
そして子供には不味い野菜を避けてあげてください。

簡単に作れます

目標は
野菜をおいしく育てる
です。

あちこちのホームページを見ていると、野菜作りはかなり面倒そうです。
仕事を持ち、子供を育てているお母さんには、とても真似できそうもない。
でもあれは「沢山収穫して儲ける」ためなんです。
「沢山収穫する」を目指すと手間もかかるし、味も悪くなります。
普通の収穫を目指せば、あっと言う間に簡単になり、しかもおいしくなるんです。

プロ農家は収穫が10%減ったら大変です、生活に響きます。
でも家庭菜園ではなんでもありません。
WEBの記事はプロ農家向けが大半です。

家庭菜園ではプロ農家向けの情報をそのまま鵜呑みにしないで下さい。
10%増収のための面倒な作業は全部不要です。
細かくやらなくても十分に収穫できますから。

売ってお金にするわけじゃありません。
見た目が悪いと売れません、規格サイズじゃないと売れません。
一挙に収穫しないと経費がかかります。

でも家庭では毎日の食卓に使う分が採れれば十分。
カブや大根などは種を蒔くだけ。

まずお母さんがおいしい野菜の味を思い出してください。
それを子供と一緒に食べてください。
子供が当たり前に野菜を食べることを再確認してください。

「おいしい」を目指すには、品種選びが一番大切
おいしい品種を選べば8割成功・・・8割でいいですよね。
そしてこれを不味くしないように、肥料の量とタイミングだけ気遣いします。

「大量の収穫」や「最高の見た目」を目標にすると、まず野菜が不味くなります。しかも一挙に作業が増えるオマケ付き。
自分達の食べる分が2割ぐらい減っても「簡単 & おいしい」方が良いですよね?
この気持で作ってください(金を稼ぐわけじゃないので「最高」を目指さない)。

植えたまま3年間ほっといたイチゴ。
毎年一年分のジャムが作れます。
手抜きしても困ってません。

手抜きしやすい野菜

「簡単」のためには 手抜き が一番。
野菜には、手抜きしやすい野菜と、手抜きしにくい野菜があります。
なるべく「手抜きしやすい野菜」を更に「手抜きして作る」のが簡単の秘訣。

「植えるだけ、後は永久に放置」と言う「手抜き100%野菜」もあります。なるべくこう言う野菜を作ります。
「手抜きしやすい野菜」を順番に並べてみました。

  • ミョウガ・ミツバ・フキ・ワラビ・行者ニンニク・タラの芽・コシアブラ
    これらは植えるだけで、永久に収穫出来ます。
    手出し無用。なにもすることがありません。
  • ニラ・ノビル・イチゴ
    一度植えれば、ほぼ永久に収穫出来ます。
  • ジャガイモ・サツマイモ・里芋・カボチャ
    春先に植えれば、放置でも収穫できます。
  • ラッキョウ・ニンニク
    植えさえすれば、翌年の収穫まで放置でも収穫できます。
  • 大根・小カブ・春菊・水菜・法蓮草・枝豆(大豆)・ズッキーニ
    種さえ蒔けば、放置でも収穫出来ます。
    毎日の食卓で使うのにピッタリです。
  • ナス・キュウリ・トマト・セロリ・パセリ
    苗を植えれば、放置でも収穫できます。
    少し手をかけないと倒れたりします。
  • ニンジン・ゴボウ
    間引きだけは必要です。
  • キャベツ・白菜
    この二つは殆ど手抜きできません。

品種選びが全てです

「おいしい」のためには品種を選びます。
これが一番大事で、味は品種で決まってしまいます。
そしてこれを不味くしないように育てます。
※大きさや見た目の良さを狙うと不味くなります。

市販野菜の品種は「おいしさ」を狙っていません。
・安く生産できる
・大量に作れる
・一斉に完成する
・機械での作業に適している
・輸送中に傷まない
・店先での見た目が良い
・長さや太さが揃う
目指す方向が「おいしい」とは全く異なります。

同じ形の野菜を大量生産するのは、野菜で金を稼ぐ人たちの”仕事”です。
家庭菜園で目指す方向ではありません。

例えばキュウリ。
スーパーに並んでいるのは「真っ直ぐ・長さが同じ・太さが同じ・皮が分厚い」ですよね。
サイズが揃っているので箱詰めしやすく、また皮が厚いので傷が付きにくい・・・市販野菜の条件に良く当てはまっています。

逆においしさ抜群の四葉キュウリ。
「曲がってる・長さバラバラ・太さバラバラ・皮が無い」です。
市販野菜の条件からすっかり外れてます。とても売り物になりません。だから売ってません。
自作してこのキュウリを食べたら市販キュウリを買えなくなります。

四葉キュウリ。
皮が無くポリンポリンで、香りも良く、トゲも凄いです(手抜き栽培なので草ボウボウ)。
こう言うキュウリは売ってません。

家庭菜園では「おいしい」方向を目指してください。
それと「手抜き」。
手抜きしないと長続きしませんから。

堆肥と肥料

堆肥は多く、肥料は少なく
堆肥と肥料は逆相関です・・・良い土台なら少肥料、悪い土台だと多肥料。
堆肥は、野菜が元気に育つように、土台を作るのに使います。
土台の役目だけが欲しいので、肥料成分の少ない牛糞堆肥や雑草堆肥を使って下さい(肥料は、効き目をコントロールしやすい化成肥料や液肥を使います)。

土台が良いと野菜が元気なので、虫に強い、育ちが良い、肥料が良く効くので少量で済む。
「肥料が少量」と言うことは、「おいしい野菜」と言うことです。
肥料が残った野菜は、不味い、それに保存が利きません。

おいしさへの効果は「良い土台」が大部分。
良い土台と良い太陽があれば、野菜が勝手においしくなります。
また丈夫に育つので、農薬も肥料も苗が小さいうちだけで済みます(狭い畑なら農薬は不要、また良い畑なら肥料も不要)。

堆肥の購入にはお金がかかります。
つまり、おいしい野菜を作るには、それなりのお金がかかります。
プロではないので「安く作って儲ける」ことを目標にしないで下さい。
「お金がかかっても、家族が食べるおいしい野菜」を作ってください。
筆者は堆肥を自作するのが面倒なので、市販品を購入しています。

近日中に追加記事をアップします。

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