おすすめ砥石の使い方と面直し|刃の黒幕の種類と番手選び

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シャプトンの砥石を5年ほど使ったので、その使い心地をご紹介します。
シャプトンの砥石は、独特の使い心地があります。
ザラザラではなくヌルヌルでもない、両方が混ざったような研ぎ心地で、不思議とどんどん研げていく。
また砥石自体の減りが少なく、一般家庭で包丁を研ぐ程度なら、一生使えそうです。

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砥石の入れ替え

10年ほど使ってきた砥石(中砥)が薄くなりました。
主に包丁を研ぐのに使ってきました。
この砥石は特に意識もせずホームセンターで購入したものです。

白いのが引退する中砥。
右の黒いのが荒砥。

今回は、シャプトンの刃の黒幕シリーズの#1500(中砥)#5000(仕上砥)を購入。
荒砥はダイヤモンド砥石がまだ使えるので購入していません。
仕上げ砥のアメリカ製の自然石(もらい物)は、出来が悪いんで引退させます。
砥石のラインナップは以下のようになりました。

 荒砥 : ダイヤモンド砥石(10年ほど前に購入)。
 中砥 : 刃の黒幕#1500
 仕上砥 : 刃の黒幕#5000

左#1500
右#5000

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使い心地

シャプトンは今までの砥石とは別物。
研いでるときの感じは、ザラザラじゃなくてニュルニュルがメインでザラザラがちょっと。
砥石の上をまるっきり刃が滑る例の感覚ではなく、ニュルニュルにちょっとザラザラ。

ニュルニュル感がかなり強いのに刃の切りカスがドンドン出てきて、ドンドン研げていく。
ちょっと不思議な感じ。

ニュルニュルなんで砥糞が全然出ない。砥石側が減る感じがしない。
砥石の表面を滑らせるだけでどんどん刃が付いていく。
つまり力を入れずに(圧力をかけずに)砥石の表面を撫でるだけで刃が出来ていく。
力を入れても無駄だしね。それに力を入れるよりも軽く撫でる方が刃にも砥石にも親切でしょう。
力を入れずに研げるんだから疲れないし文句無し。

これは面白い。
一発で気に入った。
刃物にとっても砥石にとっても、どっちも丁寧に扱いたくなる砥石です。

この砥石はお勧めします。一度体験してみてください。
「砥石も刃物も大事にしよう」と思える逸品。
こんなに高性能な砥石が世の中には有ったんですね。さっさと買い換えれば良かったな~

なお#5000でほんのちょいこするだけで、それなりの鏡面仕上になります。
普段使いのナイフや包丁には十分以上の仕上がりと思います。

#1500で研いでるところ。
研糞が殆ど出ない。

#1500で研いだ刃。
こんなザラツキ具合。

#5000で上半分だけ30秒ほど研いだ。結構鏡面になってます。

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砥石修正器「コンパクトなおる」を購入

コンパクトなおるを追加購入しました。
シャプトンの砥石は硬いので、コンクリのタタキでの砥面修正は無理。
特に#5000以上の砥石の修正には必須で、専用の砥面修正機を購入しました。
「納得できる刃付けには砥石の正確度が最重要」です。

なおる本体とパウダー(中と細)。

  1. 砥石修正器を安定したところに置いてください。
  2. パウダーを盤上へ蛇行状に・モりかけ、砥石で軽く円を描くようにこすると、パウダーが盤上に均等に広がります。
  3. 凹凸した砥面を盤上にあて、正しく前後もしくは左右斜め前後にスライドさせてください。
    この場合必ず盤全体を使ってください。そして最後は必ず前後のスライドで終わってください。
  4. 砥面の修正が完了したら、早めに修正器を水洗いして水を切っておいてください。
    溝の中の汚れがたまって固まると、細かいパウダーをご使用の時、砥石に傷のつく恐れがあります。

※保管中にサビがきても使用上さしつかえありません。
シャプトンのセラミック砥石以外の砥石を修正する場合には、その砥石にたっぷり水を吸わせてから修正してください。

とのことです。

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