室内栽培もできるパセリの育て方|コツとレシピ

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種からではなく苗からのパセリ栽培なら簡単。
そしてびっくりするほど美味しいのがパセリ。
香りよく歯触りも良く、パセリだけのサラダを召し上がれ。パセリサラダへジャンプ
飾り物の使いまわし食材ではありません。
立派な「野菜」です。栽培する意味があります!

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パセリ栽培の概要

その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表

ここで作る品種は「カーリ・パラマウント」。
オランダゼリと言われる葉の縮れたタイプ(葉の広いイタリアンパセリの記事はこちら)。
春になると苗を販売するので購入して育てます(多数の苗が必要なら苗作りしましょう)。
植える場所は半日陰、またはプランターでの屋内栽培も可能です。

25℃以上では軟腐病にかかりやすくなります。
この病気にかかると株全体が溶けてしまいます。
どうしても軟腐病が出る場合は、イタリアンパセリを植える手もあります。こちら
風通しの良い畑を使い、高畝にして雑草マルチを敷き、少肥料で育てます。

  • セリ科(ニンジン、セロリ、ミツバ、フェンネルなど)
  • 連作障害あり(2~3年)
  • pH6.5~7.0
  • 生育適温は15~20℃
    冷涼な気候を好むので真夏は衰えます。
    ただし寒さには強いので、霜除けすれば冬越え可能です。
  • 摘み取り収穫
    株が大きくなってきたら随時収穫します
  • 高畝で株間は50cm
    広目が安全
  • その他
    半日陰の方が葉が柔らかくておいしい
    軟腐病に注意(高畝・雑草マルチ・減肥で防ぐ)
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定植と育成(摘み取りながら収穫)

半日陰の畑に植えます(この方が葉が硬くならずおいしく食べられます)。
牛糞堆肥と苦土石灰だけを畑に入れ(元肥は使わない)、少し高畝にします。
前年の肥料成分が残ってるなら何もしなくても構いません。

株間は50cmほど。
数本植えるのなら、離れた畑にも一本植えておけば、軟腐病発生時に助かります。
葉色を見ながら追肥しますが、くれぐれも少な目に。
肥料が少ないほどおいしい野菜になります(繊維が細く香り高い)。

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定植。水捌けが大事。

雨の跳ね返りで病気にならないように雑草でマルチして下さい。
これだけでかなり軟腐病を防げます。


株が育ってきたら摘み取って料理に使います。
外葉を鋏で切り取りますが(または手でちぎる)、この時に黄色い葉があればそれも採って下さい。
常に青々とした新鮮な状態に保つと、長く元気に収穫することができます。

花芽が出てきたら早見に摘み取ってください。
花を咲かせると株に負担がかかり、葉まで硬くなります。
放置すると種がこぼれて、翌年には自然発生することがあります。

葉が混みすぎないよう、風通しが良くなるように忘れず収穫してください
なお背の低い野菜は、基本的に雨の日は収穫しません。
また株の周りに枯れ草などを敷いておけば水跳ねを防ぎ、病気の発生も防げます。

室内で栽培するなら

パセリは根の量がかなり増えるので、大きめの鉢やプランターを使います。
「なかなか育たないな」と思ったら、抜いて根が一杯になってないか見て下さい。
大きく育てたいのなら直径30cmほどの鉢が必要です。
逆に小さく育てたいなら20cmほどの鉢を使います。

置き場所は

日光を好みますので、日当たりの良い窓辺などが最適です。
ただし、夏の強い直射日光は葉焼けの原因となるので、レースカーテンなどで遮光しましょう。

温度は15~20℃が最適。
冬は室温が低くなりすぎないように注意し、夏は涼しい場所で管理しましょう。
暑すぎると病気にかかりやすくなります。

パセリのサラダ

パセリは使い回しの飾り物でした。食べずに残すものでした。確かに。
しかし自作パセリのおいしさは半端じゃありません。
ぜひサラダで食べて頂きたい。

ビタミンCやβ-カロテンが豊富で、春が旬なので葉が柔らかく香りも素晴らしい。
脇役じゃありません、主役です。

材料は採り立てのパセリとレモンだけ。
味変用に醤油と黒胡椒を少し。
パセリ自体のおいしさをじっくり味わって下さい。
パセリを見直すこと間違いなし!

ここまでの素材の良さがあれば、どうにでもアレンジできます。
カリカリに焼いたベーコンを刻んで混ぜる、ジャガイモを載せる、トマトと混ぜる、ツナマヨに山盛り混ぜる・・・
「素材の味の感動」をお約束します。

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