大根は種まきが遅れないようにだけ注意してください。
完成前に寒くなってしまうと凍ることがあります。
大根は簡単に栽培できて量も多くお得な野菜。
自分で栽培すると繊維の細い柔らかい大根を収穫することが出来ます。
またおいしい葉っぱも堪能できます。
大根おろし、おでん、味噌汁、サラダなど、色々な料理に使える大根は自家製野菜の必需品。
よかとん大根も自作すると凄くおいしいんだ。
やすべぇ売ってるのと同じなんじゃないの？
よかとん全然違うよ。
売ってるのは大きくするために肥料が山盛りなんだ。
だから繊維が太くて硬い。
やすべぇふ～ん、そうかぁ
やっぱり野菜は自作に限るね。
よかとんうん、どんどん自作しよう。
秋の大根と白菜の種蒔きは殆ど同時だから、白菜作りも忘れずにね。
おでん大根レシピ
大根と言えばおでん。
おでんと言えば大根！
やすべぇひゃ～～！うまそうで御座る！
よかとんおいしいよ！
自作大根は繊維が細くてすごくおいしいんだ。
おでん大根は下拵えが全て
おでんの主役と言えば大根、味の染みこんだ大根は最高です。
このおでん大根、下ごしらえがとても大事。
しっかり下ごしらえしておけば、シミシミのおでん大根になります。
下ごしらえ以外は、かなり適当で大丈夫。
おでん大根の下ごしらえ
※大根が細い場合は、無理に輪切りにせずに5cm程で切って皮を剥いてください。
自作大根は繊維が細いので煮過ぎにも注意してください。
- 包丁で3cm幅に切り → 厚めに皮を剥き → 面取り。
皮は厚く剥いてください、味が入りやすくなります。
市販大根を使う場合は、繊維が硬いので隠し包丁も入れます。 - 少しのお米と一緒に弱火で炊く。
もし米のとぎ汁があれば使ってください。
竹串が通るようになれば完成です。 - 水にさらして冷やす。
一度冷やすことで更に味が入りやすくなります。
市販大根ならこの程度の面取りでも良いが、自作大根の場合は、柔らかく崩れやすいので多めに面取りします。
以上で下ごしらえが終わりました。
他のおでん種と一緒に煮込んでください。
余計な小細工はせず、じっくり時間をかけて煮込んでください。
もうおいしい「おでん大根」は完成したようなものですね！
市販の大根を使う場合は、繊維が固いので「長目に煮る」「隠し包丁を入れる」などします。
自作大根の場合は、逆に柔らかくしすぎないように気を付けます。
電子レンジや冷凍庫を使って、細胞を壊して無理に味を染みこませるのは邪道です。歯応えが悪くなります。
野菜を切るときは必ず切れる包丁を使ってください。
切れない包丁だと切り口がザサザラになり、味の入り方が荒くなるとともに、食べたときの舌触りも悪くなります。
大根を春から秋まで育てる
播種時期：4～10月
使用品種：亀戸大根、耐病総太、練馬大根、和歌山大根
生育適温：15～20℃
土壌酸度：6～7
連作障害：あり（1年ほど）
畝高：標準
畝幅：50cm（一列植え）
※岩手県中部に於ける、ここ10年ほどの実績に基づいています。
大根は4月から10月にかけて作れますが、暑さには弱いので真夏は半日陰などで育てて下さい。
冬に漬け込むタクアンやニシン漬け用の大根の種蒔きは、8/10近辺（白菜と同時）が適当です。
家庭菜園では、春から作り始めることができる短い品種の亀戸大根をお薦めします。
この亀戸大根の間引きは最高でしょう！
間引き、完成品、どちらも香りが独特で、葉っぱが特においしい。
毎月のように種を蒔き、間引きでどんどん食べてください（食べ残したものを完成品とすれば十分）。
味噌汁、おでん、ふろふき大根、塩漬け、ぬか漬け、炒め物など、どれにでも最適です。
普通サイズの大根は、漬物用として秋に一回だけ作ってますが、亀戸大根に比べたら、どれも味に大差ありません。
今年は和歌山大根を作ってますが、去年は耐病総太、その前は練馬大根でした。
タクアンとニシン漬け用。
少し干してから漬けます。
大根は種さえ蒔けば食べられるので「育て方」と言うほどのものは特にありません。
大根でお金を稼ぐとなれば話は別でしょうが、家族が食べる分を作る上では「種を蒔き、間引きを食べて、残って大きくなったのが完成品」です。
間引きを食べるので薬や肥料は使わないで下さい。
小難しいことは考えず、空いた畑を畝立てして種を蒔くだけ。
商品として売るような大根を作るわけではないので、二股になろうが、肌が荒れてようが、短くても良いし、細くても太くても問題ナシ。
こんなに気遣いせずに作れるのに、量も採れるしおいしいからお得です。
家庭菜園ではぜひ作ってみてください。
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