スワンミャオ(蒜苗)をご存知ですか?
私は全く知らなかったのですが、ネットで「餃子の革命」と騒いでる方が居るので植えてみました。
2年がかりで栽培し、食べてみました・・・う~ん、これで革命?
行者ニンニク餃子の方が遙かに美味しい。
栽培
サカタのタネに球根を注文しました。
2022記
今はもう扱ってないようです。人気が出なかったんでしょう。
いかにネットの記事が好い加減か分かります・・・よかとん畑を除く😆
種球。見た目はニンニク。
これが「餃子の革命」になるらしい。
今時の野菜の種苗には取説が付いてきます。
砥石の取説にも驚いたけど、なんでもチョー親切。
使う畑
その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表
ニンニク系と言うことで、pH高めに調整しました。
ニンニク、行者ニンニク、ニラなどと同じように作れるはず。
一坪ほどの面積に、バーク堆肥40L、苦土石灰500g、貝化石200g、発酵牛糞、骨粉入り油粕、化成肥料・・・長期作戦になるんで贅沢な土にしました。
植えつけ
現時点では3年ぐらいの計画です。
まずは数を増やさないと話しにならないので、一個ずつ分離して普通のニンニクと同じように植え付けました。
縦横とも10cm間隔ぐらいで深さ5cm程に植え付け。
日向で増やし、上手く増えたら半日陰にも植えて味の差を見ます。
→ 野菜によっては日陰や半日陰の方がおいしい場合がある。
9/8 ニラの隣に植えてます。扱いはニンニクと同じ。
その後の成長
もう全くニンニクと同じ雰囲気です。
これってニンニクじゃないの?
9/22 この出方は間違いなくニンニクです
11/9 綺麗に揃って育ってます。
冬越し
翌年の3/20
順調に冬越ししました。
枯れるまで畑に置いといて、ニンニク状態になったのを収穫する予定。
で、それを9月に畑に植えて芽を伸ばさせて食べる・・・一部は残してまた来年の種にする。
3/20 冬越ししたところ。
7/14 堀上げました。
小型のニンニクと言う感じ。
再度の植えつけ
8/25
涼しくなってきたので、干しておいた種球を植え付けました。
苦土石灰と油粕と化成肥料を投入した畑に、縦横とも10cm間隔で深さ5cmに植えた。
種球を丸ごと植えて、出てきた葉っぱを刈り取る方式。
8/25 植え付け完了。
9/28 一ヶ月経過。
収穫と試食
10/21
やっと収穫です。
丸2年がかり。
刻んで炒めて食べてみました。
タダのニンニクの葉っぱ。
ニラをニンニクで炒めたような味と言うか。
これじゃ餃子にするまでもない。
これが「餃子の革命」なんだそうな・・・
ネットの記事はやっぱりあてにならんです。
スワンミャオを作るぐらいなら、普通のニンニクで良い。
餃子にするなら行者ニンニク餃子の方がはるかに革命。
まったく「無駄な2年」でしたが、たまにこう言うのがあります。
今まででは、アーティチョーク(ここでは寒くて冬越し出来ず)、フェンネル(でっかい芋虫が付いて怖い)、イチジク(これも冬越し出来ず)、花柚子も寒さで二度目の冬を越せませんでした。
植物相手は時間がかかるのがネックなんですよね。
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