スワンミャオ(蒜苗)をご存知ですか?
私は全く知らなかったのですが、ネットで「餃子の革命」と騒いでる方が居るので植えてみました。
2年がかりで栽培し、食べてみました・・・う~ん、これで革命?
行者ニンニク餃子の方が遙かに美味しい。
あわせて読みたい


野生の行者にんにくのレシピ|餃子と醤油漬け|滋養強壮に
行者ニンニクは餃子に良し、炒めて良し、醤油漬けもチャーハンもおいしいです。この記事では、野生の行者ニンニクを使った餃子と醤油漬けの二品をご紹介します。春先の…

興味があるところを読む
栽培
※2008年の記事からの転載です。 サカタのタネに球根を注文しました。
2022記 今はもう扱ってないようです。人気が出なかったんでしょう。
いかにネットの記事が好い加減か分かります・・・よかとん畑を除く😆
種球。見た目はニンニク。
これが「餃子の革命」になるらしい。
今時の野菜の種苗には取説が付いてきます。
砥石の取説にも驚いたけど、なんでもチョー親切。
使う畑
その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表 ニンニク系と言うことで、pH高めに調整しました。 ニンニク、行者ニンニク、ニラなどと同じように作れるはず。 一坪ほどの面積に、バーク堆肥40L、苦土石灰500g、貝化石200g、発酵牛糞、骨粉入り油粕、化成肥料・・・長期作戦になるんで贅沢な土にしました。
あわせて読みたい


畑のpHの測り方|リトマス試験紙で土壌酸度を計測しよう
畑のpHはリトマス試験紙で簡単に測れます。安いものから高いものまで色々と機材を試しましたが、結局リトマス紙が一番です。購入から20年経った今でも未だ使えます。 【…
植えつけ
現時点では3年ぐらいの計画です。 まずは数を増やさないと話しにならないんで、一個ずつ分離して普通のニンニクと同じように植え付けました。 縦横とも10cm間隔ぐらいで深さ5cm程に植え付け。 日向で増やし、上手く増えたら半日陰にも植えて味の差を見ます。 → 野菜によっては日陰や半日陰の方がおいしい場合があります。
9/8 ニラの隣に植えてます。扱いはニンニクと同じ。
その後の成長
もう全くニンニクと同じ雰囲気です。 これってニンニクじゃないの?
9/22 この出方は間違いなくニンニクです
11/9 綺麗に揃って育ってます。
冬越し
翌年の3/20 順調に冬越ししました。 枯れるまで畑に置いといて、ニンニク状態になったのを収穫する予定。 で、それを9月に畑に植えて芽を伸ばさせて食べる・・・一部は残してまた来年の種にする。
3/20 冬越ししたところ。
7/14 堀上げました。
小型のニンニクと言う感じ。
再度の植えつけ
8/25 涼しくなってきたので、干しておいた種球を植え付けました。 苦土石灰と油粕と化成肥料を投入した畑に、縦横とも10cm間隔で深さ5cmに植えた。 種球を丸ごと植えて、出てきた葉っぱを刈り取る方式。
8/25 植え付け完了。
9/28 一ヶ月経過。
収穫と試食
10/21 やっと収穫です。 丸2年がかり。
刻んで炒めて食べてみました。 タダのニンニクの葉っぱ。 ニラをニンニクで炒めたような味と言うか。 これじゃ餃子にするまでもない。 これが「餃子の革命」なんだそうな・・・ ネットの記事はやっぱりあてにならんです。 スワンミャオを作るぐらいなら、普通のニンニクで良い。 餃子にするなら行者ニンニク餃子の方がはるかに革命。 まったく「無駄な2年」でしたが、たまにこう言うのがあります。 今まででは、アーティチョーク(ここでは寒くて冬越し出来ず)、フェンネル(でっかい芋虫が付いて怖い)、イチジク(これも冬越し出来ず)、花柚子も寒さで二度目の冬を越せませんでした。 植物相手は時間がかかるのがネックなんですよね。
購入リンク

¥1,160 (2022/12/07 05:38時点 | Amazon調べ)

コメント