行者ニンニクは炒めて良し、醤油漬け、チャーハン、そして餃子もおいしい。
この記事では、野生の行者ニンニクを使った餃子と醤油漬けの二品をご紹介します。
春先の一時だけの収穫なので、存分に味わってください。
野生の行者ニンニク入りの餃子
春先の「春先らしい食べ物」のひとつに、行者ニンニク餃子があります。
ご想像の通り!
ニラの代わりに行者ニンニクを入れる。
ニラよりもソフトな雰囲気の餃子になります。
葉っぱを10枚ほど採って、焼き餃子や水餃子を作ります。
すっかり野生化した行者ニンニク。
春先に勝手に出てきます。
材料
材料は以下ですが、量は好みに合わせて自由に決めてください。
ご家庭のお好みの量で作ってください。
元々の行者ニンニクがおいしいので、どうやってもおいしくなります。
肉を減らして、殆ど行者ニンニクだけと言うのもあり。
- 豚ひき肉
本当はバラ肉を包丁で細かく刻む方が、歯応えがあっておいしくなります。 - 行者ニンニク
市販品の場合は茎の赤い部分の皮を剥がしてください。
自家製の場合は採るときに茎を残して切り取ってきます。
- 醤油
- 酒
- 塩
- 胡椒
- ごま油
- 餃子の皮(大判)
- オリーブオイル
水餃子では不要。
作り方(焼き餃子)
- ボウルに肉と調味料だけ入れて混ぜる。
- 行者ニンニクを粗みじん切りにする。
- 行者ニンニクと①を軽く混ぜる。
練らずにサクっと混ぜる方がおいしい。 - 餃子の皮で包む。
- 使い込んだ鉄フライパンに並べて、オリーブオイルを上から回しかけます。
鉄のフライパンの方が良い焦げ目が付きます。 - 強火で薄い焼き色がつくまで焼く。
- 餃子の下側1/4ほどが浸かるお湯を入れ、蓋をして弱火で5分ほど蒸し焼きにします。
- 蓋を開けてごま油を回しながら入れて強火にする。
餃子の皮がカリっとするまで、しっかり焼きます。 - お皿を裏返してフライパンの上に載せ、くるっと返す。
酢醤油とラー油で熱々をお召し上がりください。
ビールがまた合う!
ニラの餃子とは違った甘さがあり、なかなか上品な味わいです。
餃子は包みながらフライパンに並べていきます(餃子を包んだまま置いておくと皮がだれてきます)。
上からオリーブオイルをかけることで、餃子同士がくっつくのを防げます。
作り方(水餃子)
行者ニンニクはニラより刺激の少ない野菜なので、水餃子が良く合います。
予想以上に食べてしまうので、ぜひ多めに作ってください。
- ボウルに肉と調味料だけ入れて混ぜる。
- 行者ニンニクを粗みじん切りにする。
- 行者ニンニクと①を軽く混ぜる。
練らずにサクっと混ぜる方がおいしいです。 - 餃子の皮で包む。
水餃子にする場合は口をしっかりと塞ぎます。 - お鍋に水を入れて沸騰させます。
- 餃子を入れて浮いてきたら完成。
穴あきのお玉で掬って召し上がりください。
酢醤油とラー油でどうぞ。
日本酒がすすみます!
ニラの餃子より甘みが出るし、香りも優しいので沢山食べてしまいます。
体にも良い行者ニンニクを沢山食べてください。
行者ニンニクの醤油漬け
行者ニンニクの醤油漬け 行者ニンニク味噌病み付きになる味の「行者ニンニク醤油漬け」を作ります。
味の濃さは好みがあるので、適宜加減してください。
ここでの分量は我が家の醤油漬けの場合です。
酒の肴、ご飯のアテに。
コツは「良い調味料を使う」。
材料
調味料で味が決まってしまうので、醤油と味醂には要注意。
酒も料理酒ではなく普通の飲む日本酒を使ってください。
- 行者ニンニク 500g
- ショウガ(好みで) 50g
- 金胡麻(好みで) 50g
- 醤油 400cc
- 味醂 100cc
- 白だし 20cc
- 酒 50cc
- 七味唐辛子(好みで)
作り方
密封ビン 行者ニンニク味噌熱を加えないので、清潔に作っていきます。
行者ニンニクをさっと湯通しするやり方もあります。
- 調味料を全て混ぜ合わせます。
- ショウガを細かく刻んでください。
- 行者ニンニクは少し大きめに刻みます。
餃子を作るときと同じぐらいの大きさです。 - 調味料の中に材料を全て入れて軽く混ぜます。
少し時間が経つと材料が落ち着いてきます。 - 密封ビンにいれて冷蔵庫へ(冷凍も可能)。
冷や奴やご飯に載せて、またそのまま酒の肴に。
お酢やオイルを加えて和風ドレッシングにもなります。
水菜のサラダにも合いますよ。
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