自作すると緑色の濃いセロリを作ることができます。
市販の軟白処理した根性ナシのセロリとは別物のおいしさ!
ぜひ自作してサラダやカレーに入れて食べてみてください。感動します。
家庭菜園では市販苗を使用してください。
セロリの料理
セロリとチーズは良く合います。
またセロリと牛肉も合います。
葉っぱを食べる料理
ピザ生地の上にセロリの葉を刻んで敷いて、ベーコンを載せ、更にチーズをかける。
オーブンで焼いたら酒の肴のできあがり。
ドライトマトをオマケで載せると、ワイン一本は軽く空けちゃいます。
同じ材料をピザ生地を使わずにオリーブオイルで焼くと、これもまた酒の肴にぴったり。
クリームチーズ詰め
※グリーンセロリの茎は筋が強いので、皮を剥くようにして筋を取ります。
セロリの茎の凹んだ部分に、クリームチーズとマヨネーズを入れたおつまみです。
クリームチーズとマヨネースを混ぜ、胡椒や塩、パプリカなどを加えます。
セロリに詰めたら、食べる直前まで冷蔵庫へ。
これまた酒の肴にピッタリ。
想像以上に大量に食べてしまうので、多めに作る必要があります。
うまいですよ!
セロリと牛肉のチャーハン
これまたおいしいです。味の素パークへジャンプ
グリーンセロリを使い、醤油を入れず塩だけで味付けすると、香りが立って一層おいしくなります。
サラダ
※グリーンセロリの茎は筋が強いので、皮を剥くようにして筋を取ります。
採れたてならサラダも。
お酢、塩と胡椒、オリーブオイルをかけるだけ。
採れたての野菜は自作しないと食べられません。
セロリも自作しましょう。
セロリの特徴
その他の野菜の栽培方法はこちらです 野菜一覧表
一般的に売ってるセロリはコーネル種です。
コーネルは薄緑色の葉色で、これを軟白処理したセロリが市販されています。
筋が少なく香りもあまり強くなく、日本で市販されているのはこの品種です。
一方、グリーンセロリと言われるユタやトップセラーは、強烈な緑色で香りも強く、加熱して食べるのに向いています。
勿論サラダでもおいしいですが、サラダで食べるときは少し筋を外すと食べやすくなります。
グリーンセロリは葉っぱの香りが特に強く、これに慣れてしまうとコーネル種では飽き足らなくなります。
セロリ栽培(苗~)
市販のセロリ苗の育て方です。
セロリは種から作るととても時間がかかります。
家庭菜園では苗を購入して育てる方が良いでしょう。
苗を入手できないときや、大量に育てる場合は種から作ります。
市販苗の購入(選ぶのが大事)
苗は連休の直前に苗屋さんで購入してください。
連休に入る前に購入するのがミソで、この時期なら良い苗を選び放題です。
苗に品種名が書いてない場合は、恐らくコーネル(ユタやトップセラーではない)と思われますが、軟白処理をしなければしっかり美味しくなります。
適当に雑に購入せず、しっかり見極めてください。
自作野菜の最大の山場は「苗選び」です。
良い苗さえ手に入れば、あとは適当でも育ちます。
ここではトップセラー(グリーンセロリ)を育てています。
苗屋さんの苗とホームセンターの苗をよく見比べてください(良い苗を売ってるホームセンターは多くありません)。
苗の出来の善し悪しがその後の成長を決めます。
定植
いつもと同じように「牛糞堆肥+苦土石灰」を使います。
pHを上げるために苦土石灰を忘れずに使ってください(一株に一握りほど)。
直根性なので定植時には根鉢を崩さないように特に注意します。
半日陰に40cm間隔で植えつけます(半日陰の方が水切れの心配が少ない)。
また刈草で株の周りを覆うのも水切れ対策に有効です。
セロリは水が好きなので、水分が切れないように気を付けます。
また肥料食いなので追肥が必要です。
半月ごとに化成肥料を小さじで一杯ほど与えてください(少ない肥料を何度も与えるのがコツ)。
キッチンやベランダで鉢で育てるのも楽しいです(深めの30cm鉢に一株)。
セロリが大きくなってきたら、使う分だけ外葉を掻き取れば長い間料理に使えます。
マルチすると水切れ対策になります(また早めに育ちます)。
水分を維持できる畑ならマルチは無くても問題ありません。
大きくは広がらないので、株間は40cmあれば十分です。
育成
半月ごとに化成肥料を小さじ一杯ほど追肥しながら育てます。
水分が足りないと茎が割れたりするので、マルチしていない場合は刈草などを株元に寄せます。
育ってくると外側に脇芽が付いてきます。こまめに摘み取って料理に使ってください(脇芽を採らないと株の育ちが悪くなる)。
市販のセロリと同じように茎を白く育てたい場合は、茎の周りを新聞紙やマルチで軽く覆います。
折角の自作なのでグリーンセロリをお薦めします(市販品と同じで構わないのなら、スーパーで買う方が簡単ですもんね)。
収穫
30cmを越えてきたら外葉から収穫します。
ポキッと外側に曲げれば簡単に収穫出来ます。
中の方の茎は残しておけば、徐々に育つので暫く収穫出来ます(最終的には50cmを越えます)。
ただしあまり長いこと畑に置くと、中が詰まりすぎて割れるので、適当なところで株ごと引き抜いて収穫してください。
家庭菜園では完成品を目指しません。
少しずつ長いこと収穫を続けて台所に届けます。
強烈な香りを楽しんでください。
これを食べてしまうと市販品は「あれ?なんも香りがしない」になってしまうでしょう。
セロリも自作すると興奮する野菜です。
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