電動リールのバッテリーはかなり邪魔ものです。釣り記事一覧 ヒラメ釣りでは特に邪魔。 ヒラメ釣りは湖のヘラブナ釣りほどではないものの、結構繊細な雰囲気があります。 せっかくこんな雰囲気なのに電動リールの電線がチョー気になる・・・「電動リールなんて使わなければいいじゃん」ってのは置いといて(^^;

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ヒラメに電動リール?
「ヒラメ釣りで電動リールってどうなのよ?」
はい、そう思います。
自分もずっと手巻きでやってました。
でも餌のイワシの手返しの早さを考えると、電動リールを使うのが合理的と思います。
50~100mの深さにイワシを送り込み、弱ったイワシを交換して再度送り込む。
手巻きのリールでは段々億劫になり「未だ良いか」となり、頻度が減ります。
電動ならイワシを交換するのが気楽にできるので、新鮮なイワシを何度も送り込めます。
実際、手巻きの釣り人よりも遙かに多く釣れてます。
ヒラメがかかったら、手で巻けば引きを楽しめます。
電動リールはあくまで餌の手返しがメインで使うと言うことで。
製作譚
バッテリーはリチュームイオンを使用。 ケースは銅板とアルミ板で作りました。 ケーブルは電動リールに元々付いていたもの。 電動リールの定格電圧は12Vです。
リチュームイオンの入手とチェック
リチュームイオンって軽い(竿に取り付けるんでこれが大事)し、電圧が高いし、容量も多いし良いことずくめ。 っことで、仕事で使う部品箱をあちこちガサガサ探して出てきたのがこれ。 リチュームイオンの単体セル、これ一本で2.4AH、電圧が3.7V。 ちょい古いものなので容量は今の半分。 これを4本使う。

今なら5AHの製品が手に入ります。

使う部品はこんなもんかな・・・
ケース作り
電池ケースは、0.3mm厚の銅板と、1mm厚のアルミ板の二種類。 銅板はハンダ付け、アルミ板はエポキシ接着。 銅板の方は薄くてちょい弱いんで、今回はアルミ製(右側)を採用しました。

電池周り

電池はこんな感じで組み込んだ。
4本直列接続。

電池の両端の5mm厚のポリカーボネード部品。
角はグラインダーで丸めた。

尻の方の接続部分。
10Aのヒューズを切って結線代わりとした(ヒシチューブの中)。
ショート対策です。
結線など

全体。
テープで仮止め。

ケーブルの結線部分。
組み立て

電池ケースの尻。
3mm航空ベニヤで作った蓋をエポキシで接着。
その後アクリル塗装。
内側には1mm厚のゴムを貼った。
海で使うので割とがっちり作ってます。

電池ケースの頭部分。
5mm桐板に5mm厚のゴムを貼り付けて、防水パッキンとした。
ケーブルの出口部分にヒシチューブを使用。

完成です。
これを竿尻の握りの後ろ側にマジックテープで取り付ける。

竿に仮止め。
私はヒラメ釣りではリールをパーミングするように持つんで、竿の重心が凄く気になります。
軽いバッテリーを竿尻に取り付けたからバランスが最高。予定通りでした。
実釣
釣りに行って使ってみました。 とても快適! しかも電池はまだまだ残ってて、もしかしたら一度の充電で2回行けるかもしれないです。 もっと小さい電池で良かったかも? 今回は25号のオモリを使いましたが、電池を竿の一番後端に取り付けてバランスが丁度でした。 非常に快適でした!
事前の調査
まずはバッテリーの調査から始めました。 一晩充電して電圧を測る。 充電直後で4Vちょい。 これを3本直列にしてリールに繋いでみた。楽に動く。そりゃそうだ。 だけど実際の釣りでは使ってるうちに電圧降下してくるはずなんで、やっぱり3本直列は心許ない。 安定化電源の電流出力を1Aにし、電圧を16Vにして繋いで、実際に動かしてみた。 特に大電流が流れることも無くOK。 ってことは4本直列で行けますね。 「漁船に付いてる電動リール用の出力なんて、恐らく誤差の大きい電圧だと思うんで、少しぐらいの電圧超過なら電動リールに対策がしてあるんじゃないか」と思ってたんですが、予想通りでした。 日本製はやっぱり立派。 これで準備完了。 あとはしっかりした電池ボックスを作ることだけ。 船の上では荒い使い方になるんで、電池ボックスはかなり重要です。 それとリチュームイオン電池はショートさせるととんでもないことになるから、この辺もかなり注意深く作る必要が有ります。 ってことで、製作開始。

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