2月に採り始めたフキノトウも3月になれば本格化。
続いて行者ニンニクも芽を出し、いよいよ山菜の収穫の季節。
4月には里芋の芽出し、小カブ・春菊・亀戸大根などの種蒔きです。
特に里芋は畑の隅でちょろっと作って大収穫なので、忘れずに開始します。
3月は山菜の収穫から開始
その他の栽培情報はこちらのリンクを利用してください。
岩手中部では、2月末から3月はフキノトウの季節。
続けて行者ニンニクが芽を出します。
そして春野菜のための土作りと畑の準備開始。
また3月上旬にキャベツ第一弾の苗作りを開始して家庭菜園スタート。
雪が溶けたら越冬野菜への追肥や手入れを行ってください。
冬越しした野菜の手当て(イチゴなどに追肥)
冬越ししたにんにく、ラッキョウ、イチゴなどの手当てをします。
こちらは去年植えた新品種の「東京おひさまベリー」。
3月初旬に化成肥料をパラパラっとやってあります。
本気で大きいのを収穫したいなら、花を減らすなどの手間をかけてやって下さい。
未だ余り増えていませんが、それでも凄い量です。
ランナーを採って増やすなどの手間をかけなくても、イチゴは勝手に増えて「山」になります。
こちらは20年来の宝交早生。
野生化してます。
小カブ・春菊・亀戸大根・ほうれん草の種まき
4月は里芋の芽出しもありますが、最初の種蒔き時期でもあります。
小カブ・春菊・亀戸大根・ほうれん草などを直播きしましょう。
これらは間引きで食べるので肥料を使わないで下さい。
小カブと亀戸大根の間引きを食べていると、間もなく春菊やほうれん草の間引きを食べられます。
これらの野菜は「間引きがメイン」なのですじ蒔きにします。
大きく育ったものから間引いて収穫。
最終的に10cm間隔ほどにすれば完成品も狙えます。
間引きを食べながら次の種蒔きも忘れずに!
小カブは直径1cmほどでも構わず間引きを食べてください(亀戸大根も葉が美味しいので間引いて構いません)。
食べ始めると直ぐに次の種蒔きをします。
これで初冬までずっと野菜が途切れません(冬はキャベツと白菜を食べる)。
小カブと大根の間引きを採ってきました。
味噌汁一回分には十分すぎる量。
美味しいです!ぜひ作ってください。
春白菜も4月から
4月上旬に春白菜を始めます。
主に間引きで食べるので、多めにすじ蒔きして下さい。
完成品も欲しいのなら苗作りもします。
なお白菜は虫が付くので網の中で育てます。
白菜とキャベツだけは網が必須で、網ナシでは収穫までいきません(収穫直前まで薬を使えば別ですが、こう言う使い方はイヤですよね)。
こちら↓をご覧ください。
里芋
ヌルヌルでおいしいのは勿論ですが掘るのも楽しい里芋。
4月初旬には芽出しを開始します。
芽出しと畑の準備
加温器に里芋を入れ、芽出しを行います。
同時に畑の準備。
水位の高い畑に堆肥をたっぷり入れ、事前にマルチを張って地面を暖めておきます。
長さは2mほど・・・ここに3個も植えれば夫婦二人では食べきれない量が採れます。
里芋は水位の高い畑で育てると結果が良い。
牛糞堆肥を多めに入れ、これだけで育てるような感じで。
少し早めにマルチをして、地面を暖めてください。
植え付け
加温して芽出しします(スーパーで売ってる食用の里芋でも構いません)。
ここでは種芋として食用の3個を芽出しして畑に植え付けました。
一ヶ月ほど後には芽が地面に出てきます。
5/2 追加
苗屋さんをウロウロしてたら凄い里芋を発見!
思わず一個買ってしまいました。
芽出し済みで150円。
これが秋になると大量収穫。楽しみです。
植えるところを新たに作るのも面倒なので、間に無理矢理割り込ませた(黄色い手袋を置いてる位置)。
まぁ適当で大丈夫。
これは楽しみです!
直ぐ隣にネギを植えてるので、ここの野菜だけで芋煮ができそうです。
5月には甘とう美人とトマト、パセリの定植
5月に入れば高温系の野菜も定植できます。
甘とう美人を3本(手前側)とトマト7本を定植。
50cm間隔としました。
甘とう美人は万願寺唐辛子のF1種で、とても豊作です。
トマトはごく普通の大玉タイプですが、イタリア系の調理用トマトも良いものです。
ここでは全て市販苗を植え付けてます。
この頃は色々な苗を売ってるので、とても簡単になりました。
家庭菜園は多種類 & 少量なので、気に入った苗があれば購入してください。
連休頃には市販苗が揃います。
できれば苗屋さんで購入することをお勧めします(苗屋さんの苗は高性能)。
パセリはカーリ・パラマウント(チリチリの葉っぱのオランダゼリ)の苗を市販してるので入手してください。
ここでは全部で4本を植え付けてます。
パセリは病気(軟腐病)で溶けてしまうことがあるので、少し離れた畑にも植えれば安全です。
刈った草でマルチして雨が跳ねるのを防いでください。
5月中旬にはナスの定植
少し早いですがナスも定植できます(ナスは5月末でも十分間に合います)。
ここでは米ナス2本と千両二号を5本、いずれも市販苗です。
マルチ使用で50cm間隔で一列植え。
マルチは一本を長く張れば手間を減らすことができます。
今回は15m張りましたが、ここにナス、オクラ、落花生などを植え付けます。
キュウリやパセリなどは草マルチが効果的です。
苗は植え付けから一ヶ月は大事に育てる
定植後の一ヶ月は大事な時期なので、少し丁寧に面倒を見てやって下さい。
風で揺れないよう、水を切らさないようにします。
また追肥は二週間ごとに与えて下さい。
一ヶ月を過ぎれば雑に扱っても大丈夫。
その他の作業
5月と6月は一番作業が多い月です。
5月上旬にタラの芽とコシアブラの収穫。
ワラビは中旬に最盛期を迎えますが、4月の末頃から収穫し始めます。
またラッキョウの土寄せもしてください(エシャレットとしては4月から食べられる)。
キャベツ第二弾の苗作りも開始すれば、キャベツを途切れずに収穫できます。
5月の中旬には、キュウリの苗作り、ニンジン・ゴボウ・モロッコ豆の種蒔き。
ジャガイモの芽欠きと追肥。
下旬には再度、春菊・亀戸大根・小カブ・ほうれん草の種蒔きなど。
目の前のタンボの代掻きが始まりました。
野菜栽培を本格的に始める時期が来ました。
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